◎25日(日)阪神競馬場で行われる第64回宝塚記念に出走を予定しているボッケリーニ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

(前走の鳴尾記念は)それまでのレースから距離を短縮して臨んだレースでしたが、その点を浜中俊騎手が上手くカバーしてくれたレースでした。

(7歳ですが元気です)体質があまり強く無かったので、若い頃は使い込めませんでした。使っては放牧に出すということを繰り返して、ようやくここにきて、しっかりしてきたという印象です。

(中間は)トレセン在厩のまま調整を続けました。今週の追い切りも坂路でサッと馬なりで整えたという程度です。時計は速くありませんが動きは良かったです。前走久々を使われての上積みもありそうです。状態面は上がっています。

(今回の舞台について)距離は正直もう少し欲しいところですが、前走より1ハロン延びるのはプラス材料です。

(GIでは苦戦していますが)メンバーも強くなりますからね、力が足りないかなとも思いますが、今年に入って馬はさらに充実しています。今の力でこのメンバーとやれることを楽しみにしています。お兄さん(ラブリーデイ)のようにはGIを勝てていませんが、体質も強くなっておりお兄さんに近づいているので、いい競馬を期待しています。

（取材：加藤弘晃）