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◎25日(日)阪神競馬場で行われる第64回宝塚記念に出走を予定しているジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の鮫島克駿騎手のコメントは以下の通り。

(今日の調教について)前に一頭置いて追いかける形で最後は内から併せて余力残しで手応えを確かめながらゴールするという内容でした。先週も水曜、金曜と乗せてもらいましたが、その時より動きが素軽くなっているように感じました。仕上がりは抜群にいいと思います。落ち着いていますし雰囲気はすごく良いです。

(駐立の練習について)昨年9月に初めて任せてもらって、つきっきりでゲートも練習していました。最初よりも駐立は良くなっていますが油断してはならないところです。先生ともゲートの難しさが改善していければレースでもいい走りができるのではと話していました。自分がレースに乗る乗らないに関わらず先生とコミュニケーションをとって、馬自身が良くなってくれればいいと思って調教に臨んでいました。

(菊花賞以来の手綱ですが)ジャスティンパレスは昨年GIでもいい走りをしていて、今年は春の天皇賞でGIホースになりました。また任せてもらえるのは嬉しいし感謝しています。

(昨年秋との変化は)当時と比べて馬体重も20キロほど増えてパワーアップしています。走りのバランスや瞬発力、全てにおいてレベルアップしています。

(宝塚記念の相手関係は)世界ランキング1位のイクイノックスもいますし、かなり豪華なメンバーが揃っています。その中でジャスティンパレスに乗れるのは楽しみです。競馬に絶対はありませんし、しっかりライバル関係を見極めて集中して乗りたいですね。

(距離については)神戸新聞杯が2200mでした。中京競馬場でしたが騎手としては同じ距離で勝っているというのは良いイメージを持てますね。長い距離で今年2戦強い競馬をしています。ただ去年の神戸新聞杯でも強さを見せてくれましたし距離の融通は効きます2200mでも3000m以上でも良い走りができるレースセンスの良さがあります。

(馬場状態については)良でも道悪でも問題ないと思います。昨年の秋はすごく良い馬場でしたが、前走の春の天皇賞はパンパンの良馬場ではなかったです。どちらでもしっかり走れていましたし問題ないと思います。

(枠順は)ゲートは奇数でも偶数でも練習していますのでどちらでも問題はないです。内枠か外枠かも他の馬の並びで変わります。(水曜日の)現時点では特にありませんね。

(自身のGIレースについての想いは)もちろん勝ちたい気持ちは強いです。ただ冷静にいつも通り騎乗することが大事だと思っています。できることはやってきたので週末まで無事に過ごして人馬一体で頑張りたいです。

(宝塚記念ファン投票でも上位でした)自分のキャリアの中でこれだけファンに多く投票してもらってG1で乗れることは初めてなので光栄です。

(上半期の総決算について)常に冷静に乗ることが大事で感情の変化は特にありませんが、特別なレースだと思うのでそこは意識したいですね。

(意気込みは)たくさんの投票をいただきG1に挑めるのは非常に光栄です。ファンの皆様、関係者の皆様に素晴らしいレースをお見せできるように人馬一体で頑張りたいです。

(取材:加藤弘晃)

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