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◎25日(日)阪神競馬場で行われる第64回宝塚記念に出走を予定しているジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の杉山晴紀調教師のコメントは以下の通り。

(追い切りについて)先週しっかりやっていますから、競馬の週ということで速くなりすぎず、ちょうどいい感じでという指示通りでした。1週前追い切りはテンからサーっと速く行きましたが、今週はゆったり入って折り合いをよく見ていました。馬のバランスも綺麗でフットワークからも馬の充実を感じました。いつも通りの感じで上がってきて、最終追い切りも無事に終えました。

(春の天皇賞を振り返って)とにかくゲートの一歩目をクリアして、流れに乗れればなんとかなるのではとレース前には思っていました。ジョッキーが一歩目を綺麗に決めてくれました。G1ということで見る方も力が入りましたが、最終的には安心して見ていられました。

(今年連勝していますが調子について)菊花賞、有馬記念とタフなローテーションでレースをしましたが、その後の休養期間で馬体が一気に大きくなり、成長を感じました。そこから加減することなく調教もできています。それが結果に結びついているのではないかと思います。

(春の天皇賞時との比較は)大きく変わりはないと思いますが、使って筋肉の感じなど、見た目にドッシリとしてきたようです。疲労があれば馬体に出ますが、状態は春の天皇賞と同じか上回った状態だと思います。

(今回の舞台について)長いところで続けて使ってきていますが、どのレースも比較的スタートを速く出ていますし、距離短縮になりますが流れには乗れると思います。

(今回は鮫島騎手ですが)去年の秋初戦の神戸新聞杯で鮫島克駿騎手が初めてコンタクトを取りました。そのレースからゲートを出るようになっていますし、彼が馬にゲートを出ることを教えてくれたということは間違いありません。再びジャスティンパレスに乗るということで良いイメージを持って臨んでくれると思っています。

(今回ファン投票5位でした)やっと馬にG1タイトルを獲らせてあげることができました。多くのファンの方々に支持してもらっていることは調教師としても厩舎としてもすごくありがたいです。しっかりした状態でレースに向かわなければいけないと思います。

(宝塚記念の相手関係は)素晴らしいメンバーが揃いました。その中でも有力馬としてレースに臨むことができます。非常に光栄なことだと思います。

(枠順は)毎回のことですがゲートの中でどうしても動いてしまう馬なので、あまり待たなくていい、という意味では偶数枠がいいのかなといつも思いますが奇数枠でも上手くゲートを出てくれています。枠に関してはそこまで心配していません。やはりスタートが1番のポイントになると思います。

(意気込みを)おかげさまで春の天皇賞を勝つことができGI馬の仲間入りをしたジャスティンパレスですが、今度はGI馬として向かうことになりました。今までとはまた違うプレッシャーを感じます。その中でも再びGIタイトルをジャスティンパレスに獲らせることができるように厩舎一同がんばりますのでよろしくお願いします。

(取材:加藤弘晃)

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