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函館11Rの第30回函館スプリントステークス(3歳以上GIII・芝1200m)は3番人気キミワクイーン(横山武史騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分8秒2(良)。3/4馬身差の2着に5番人気ジュビリーヘッド、さらに1馬身1/4差の3着に1番人気トウシンマカオが入った。

キミワクイーンは美浦・奥村武厩舎の4歳牝馬で、父ロードカナロア、母チェリーペトルズ(母の父ダイワメジャー)。通算成績は11戦5勝。

レース後のコメント
1着 キミワクイーン(横山武史騎手)
「僕自身、小さい時からよく北海道に遊びに来ていて、第2の地元と言っていいくらい好きなので、ここで重賞を勝てて嬉しいですし、何よりキミワクイーンが頑張ってくれました。外枠を引いて立ち回りが難しいかなと思いましたが、ペースも流れて、外々を回らされましたが、馬がよく辛抱してくれて、最後はいつも通り良い決め手を使ってくれました。開幕週でどうかなと思いましたが、いつも堅実に走ってくれます。真面目で素晴らしい馬で、馬に助けられました。前走乗った後、奥村武調教師に函館スプリントステークスが良いのではと提案し、調教師も受け入れてくれ、厩舎サイドと一緒に馬を作ってきました。そういう意味でも余計に嬉しいです」

(奥村武調教師)
「あんな脚を使うとは、想像した展開とは違いましたが横山武史騎手の好判断でした。外枠もかえって良かったです。芯が入って強くなりこれからが楽しみです。平坦のこういう馬場が合っていると横山騎手が話してくれてその通りでした。次はキーンランドカップに向かいます」

2着 ジュビリーヘッド(西村淳也騎手)
「いいスタートでした。手応えがずっとすごく良くて、4コーナーも手応え良く回り、直線に向いてもう一度加速してくれたのですが、勝った馬が強かったです。悔しいです」

3着 トウシンマカオ(鮫島克駿騎手)
「この枠を生かしたかったので迷わず位置を取りに行きました。4コーナーはスムーズに上がっていけましたが、最後は止まってしまいました」

7着 ヴァトレニ(幸英明騎手)
「イメージ通りの位置で競馬はできましたが、そこを取りに行くのに脚を使った分が最後に影響しました」

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