お知らせ:

競馬実況web

5月21日(日)に東京競馬場で行われる第83回オークス(GI)に出走予定のゴールデンハインド(牝3、美浦・武市康男厩舎)について、共同会見の武市康男調教師のコメントは以下の通り。

「(フローラSを振り返って)展開が、馬場状態も含めて非常に向いたレースでして、(菅原)明良が素晴らしいラップを刻んで、うまく逃げ切ってくれたのが勝因だったと思います。

フローラSではオークス(の出走権を手にする)という目標がありましたので、ある程度しっかり仕上げてきたつもりでした。(今回の中間は)その状態をキープできるように、上げすぎず下げすぎずの状態でやってきました。

(1週前追い切りは)力ませたくない、というのがありまして、先行させて、最後まで馬なりで、という調教でしたが、こちらが思ったよりも馬が力んだというのがありました。内容としては満足しています。

(今日の追い切りは)単走も考えましたが、集中力というのも考えて、前に馬を置いて、終いだけ併せるという調教をしました。最後まで集中してくれましたし、なかなか良い動きだったと思います。(菅原明良騎手とは)フローラSの時からずっと調教に乗ってくれまして、(休み明けから)使ってきて4走目で、追い切りに関しても力むところが、今日も相変わらずありました。ジョッキーとしての感覚としてはすごく良いです、ということを(菅原明良騎手から)言ってもらいました。

(東京2400mは)血統背景から行けば、2400mは十分足りると思っていますが、この馬の一番良い流れで、相手が強くなりますが、自分の競馬が出来れば良いのかなと思っています。

先週(の競馬)をずっと見ていましたが、(今の東京の馬場は)1・2頭分外は伸びるのですが、最内は伸びる光景はなかなか見られなかったので、自分の形に徹するしかないのかなと、小細工してもしょうがないと思っています。自分の競馬ができれば、と思っています。

(この馬は)我が強いですね。嫌なものは嫌だ、牝馬の割には男っぽいところ、ズブいところがあるのも良さだと思っています。

(相手関係は)有力馬は切れる脚を持っている馬ばかりなので、その辺りも加味しながら、自分の競馬に徹していければと思っています。

(枠順の)理想は真ん中が欲しいかな、と思いますが、万が一外が当たっても、もう1頭行きそうな馬がいますので、そこを見ながら競馬ができれば良いのかな、と思います。

(GIへの有力馬の出走は)厩舎の雰囲気、士気も高まりますし、何とか頑張ってもらえればと思います。GIというのはありますが、(厩舎の)みんなは仕事を淡々と、長年やっていますから、気を引き締めながらやっています。

ゴールデンハインドは個性のある馬ですが、自分の競馬に徹して、無事に走ってくれればと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

お知らせ

お知らせ一覧