IFHA（国際競馬統括機関連盟）から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」（LWBRR）が発表された。

今回の発表は2023年1月1日から5月7日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング119以上の32頭が掲載された。前回の中間発表以降では、日本の皐月賞（GI）と天皇賞（春）（GI）のほか、チェアマンズスプリントプライズ（G1）などが新たに対象となった。

ランキング上位2頭は前回と変わらず、トップは日本のイクイノックスでレーティングは129、第2位はゴールデンシックスティで125。前回の中間発表後、ゴールデンシックスティはチャンピオンズマイル（G1）を制し、史上初の同レース3連覇の快挙を達成した。第3位タイはタイトルホルダーとラッキースワイネスでレーティングは124。前回レーティング123で第４位タイだったラッキースワイネスは、チェアマンズスプリントプライズで2着馬に3馬身1/4差をつけて完勝、順位を上げた。

日本調教馬は8頭が掲載されイクイノックス、タイトルホルダー以外では、ウシュバテソーロが前回と変わらず第6位タイ（レーティング122）、前回第12位タイだったドウデュースとパンサラッサに加え、皐月賞を制したソールオリエンスが3歳馬ではトップとなる第12位タイ（120）、前回第18位タイだったダノンベルーガに加え、天皇賞（春）を勝利したジャスティンパレスが第23位タイ（119）でランクインした。

なお、ジャスティンパレスのレーティングについては118で発表していたが、ロンジンワールドベストレースホースランキング委員会で協議の結果、119での掲載となった。

（JRA発表による）