１４日(日)に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(ＧＩ)に出走を予定しているソングライン(牝５、美浦・林徹厩舎)について、林徹調教師のコメントは以下の通り。

「前走のサウジアラビアでのレースに関しては、良い状態でレースに臨めたと思ったのですが、休み明けでしっかりとレースを走り切るにはメンタルの部分も含めて仕上げが至らなかったと反省せざるを得ませんでした。

帰国後は牧場で立ち上げて調整が進み、４月１４日にトレセンに帰厩しました。追い切りも１本目から大変いい動きで順調にきています。中間は普段よりもさらに一歩踏み込んだ調教を積み重ねてきました。

今朝の追い切りまで３週連続で戸崎圭太騎手に乗ってもらったのですが、本当に良い動きでした。戸崎騎手には何か気になるところがあったらアドバイスしてもらえたらと思いましたが、３週連続で乗ってもらって前向きな言葉ももらい本当に感謝しています。なんとか戸崎騎手とＧＩを取りたいという思いが強いです。

メンタルの部分でもフィジカルの部分でもドシッとしてきて、しっかりとした追い切りをしても以前より反動が出なくなってきました。馬は充実してきて、より踏み込んだ調教がなんとか結果につながってくれればと祈るような気持ちです。

レースは全面的に戸崎騎手にお任せします。３週連続で追い切りに乗って、いろいろとイメージしていると思います。メンバーは強いですが、この馬も強い馬です。なんとか結果を出したいと思っています」

（取材：小林雅巳）