5月7日（日）に東京競馬場で行われる第28回NHKマイルカップ（GI）に出走予定のウンブライル（牝3、美浦・木村哲也厩舎）について、木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

（最終追い切りについて）
「スタートからしっかり積極的に走ってもらって、道中もコントロールが利く中で動いてもらって、ゴールまで頑張り抜いてもらうというような意味合いで行いました。狙い通りに出来たと思います」

（前走を振り返って）
「結果は残念でしたが、12月や2月のレースの内容や着順からすれば、一歩前進できたと評価していいのではないかと思います。（気持ちの面に関して）改善が見られていると思いますし、着順としては勝ててはいないので、そこからさらにどう修正していくのかというのは考えていかなければならないと思います」

（東京のマイル戦という舞台は）
「ネガティブには思っていません。ぴったり合うかというのはどうかと思いますが、ネガティブな要素は全くないです。ホームの関東圏で戦えるというのは、頭をひねる要素がひとつなくなるので、管理しやすいですし、ウンブライルも走りやすいのではないかと思います」

（厩舎初GIのステルヴィオの妹。思い入れについて）
「今週月曜日に北海道でステルヴィオに会ってきました。元気にしていました。（種牡馬として）生産者の方々にも応援していただいているようで、頭数もかなり付けていただいていています。彼からエネルギーをもらいましたし、そういう状況を鑑みると、ステルヴィオに対してバックアップできることは、今週（妹を）勝たせることだと思っています」

（改めて、レースへ向けて）
「追い切りを終えたばかりなので、今日の午後から日曜の午後まで最善手を打つということで、ここから先が長いです。ウンブライルを応援してくださるファンの皆様の期待に少しでも応えられるように、最善手を打っていくという意気込みでいます。ぜひ日曜日に競馬場にご来場いただき、多くの方にウンブライルの背中を押していただきたいと思っています」

（取材：小塚歩）