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5月7日(日)に東京競馬場で行われる第28回NHKマイルカップ(GI)に出走予定のエエヤン(牡3、美浦・伊藤大士厩舎)について、伊藤大士調教師のコメントは以下の通り。

(最終追い切りの狙いについて)
「今年に入って今回で4走目、これ以上の強い負荷はもういらないと思っていて、スタッフと話して、絶対にオーバーワークにならないように、かといって軽くなりすぎないように、あとは馬が気持ち良く、というところを指示してやりました。やればいくらでも時計が出る馬なので、その中でどんな動きができるかを重視しました。相変わらず、柔らかくて伸びのあるフットワークだったと思います」

(前走のニュージーランドトロフィーを振り返って)
「そこでいい競馬ができなければ今回のGI出走もなかったわけですし、厩舎としても何とかいい形で競馬をさせてあげたいと思っていました。ジョッキーもうまく乗ってくれて、力強く抜け出してくれたので、内容はとても良かったと思っています」

(一戦ごとの、馬の成長は)
「僕自身も、大きく成長していると感じています。レースで乗ってくれた戸崎騎手やデムーロ騎手もそこをわかった上で競馬を教えてくれて、馬も、使うたびに、不安なく自信をもって返し馬やレースに向かえているという感じがします」

(成長したポイントについて)
「気性的な成長が大きいと思っています」

(前走からここまでの調整過程を改めて)
「いつもレースを使ったあとは短期放牧でリフレッシュしているのですが、前走後もルーティーンを変えずに放牧に出しました。こちらが思っている以上に、馬がリラックスして過ごせるようで、今回もいつもと同じように、気持ちも体もリフレッシュして帰ってきました」

(ここまでの調整は青写真通り?)
「僕達が思っている以上に、馬もダメージなく力をつけていると思っています」

(東京コースに替わることについて)
「新馬であの舞台(東京芝2000m)から使わせてもらったぐらいなので、本質的には東京のほうが、よりパフォーマンスを発揮できると思っています」

(今回も折り合いはポイントになる?)
「この馬のセールスポイントでもあるのですが、すごく真面目というか負けん気が強いというか、素直すぎるというか...、そういうところはあります。ジョッキーも一度乗って勝ってくれている戸崎騎手なので、彼に任せるだけです」

(有力馬でGIを迎える気持ちは)
「一言では言えませんが...、大きな舞台で注目を集める馬に携われて、調教師冥利に尽きます。オーナーには開業の頃からずっと面倒を見ていただいていたので、そのオーナーと一緒に行けるというのも心強いというか、楽しんでこの舞台に臨めると思います」

(改めて、意気込みを)
「レースまで、できる準備は万全にして、やり残したことがないように当日を迎えられればと思います」

(取材:小塚歩)

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