4月30日（日）に京都競馬場で行われる第167回天皇賞（春）に出走を予定しているシルヴァーソニック（牡7、栗東・池江泰寿厩舎）について、ダミアン・レーン騎手の追い切り後の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「この馬はとてもいい馬です。レース中も乗りやすいですし、いつも一生懸命走ってくれますし、フォームもいいですし、この二戦からだと、7歳でも成長しているように感じています。

前走は、とても理想的な展開になりました。内の方の枠を引けましたし、そこからいいスタートを切って、好位のいいポジションからレースが出来ました。レース中は手応えも良くて、直線に入って最後も速い脚を見せてくれました。いい勝利でした。スタミナを持ちながら、最後の脚も持っているところが、この馬の長所だと思います。

きょうの追い切りは、あまり時計を出さないようにとお願いされました。リズム良く、気持ち良く、坂路で単走でしたが、馬の動きはとても良かったので、内容には満足しています。重い馬場でも問題無かったですが、道悪の芝コースがこの馬に合うかどうかは、きょうの走りからではわからないです。

京都競馬場はフェアなコースだと思います。後ろからでも、前からでも、いろいろなポジションから勝てる競馬場だと思いますので、日曜日に乗りに行くのが楽しみです。天皇賞（春）は、海外でも注目している長距離のレースです。今回参加するだけではなくて、チャンスのある、いい馬で参加できるのは、非常に感謝しています。

今回がこの馬には3回目の騎乗です。再びこの馬に乗るのを楽しみにしています。いつものいいスタートを切って、いいポジションからいい競馬が出来る自信があります。いい競馬を見せて、競馬場で多くのファンに会うことを楽しみにしています」

（取材：三浦拓実）