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4月30日(日)に京都競馬場で行われる第167回天皇賞(春)に出走を予定しているアフリカンゴールド(セン8、栗東・西園正都厩舎)について、追い切り後の西園正都調教師のコメントは以下の通り。

「前走の阪神大賞典は、自分の競馬が出来て、最後も国分恭介騎手が上手なペース配分で回ってきて、しっかりと結果を出してくれたと思います。番手でも競馬は出来るのですが、ハナに行くのが一番あの馬に適していますので、その通りの結果になったと思います。

前走後は短期放牧を挟んで、2週前にCWで併せ馬、先週もCWで併せ馬、今週は競馬の週ということで、単走で、上がりだけしっかり伸ばしました。思い通りの仕上がりになったと思います。ここ最近、6ハロンで80秒を切ることができなかったのですが、2週前では79秒台が出たように、すごく調子は良いと思います。ここ最近では一番良い仕上がりだと思います。この馬の兄が7歳でドバイワールドカップを勝った馬(アフリカンストーリー)で、この馬もここに来て充実はしてきていると思います。

今回も、出来ればハナに行って、自分のペースで行って、どこまで粘れるかということになると思います。最初の1ハロン目を上手いこと前走のように出していくことが出来ればいいですね。タイトルホルダーがいますので、できればその前を走りたいと思います。

新しくなった京都競馬場は、武豊騎手が言うように、世界一の競馬場というか、馬場の状態も他に類を見ないぐらいの良好なコンディションなので、レースを楽しみにしています。雨が降っても他の馬と条件は一緒なので、気負わずに、この馬の競馬をしていきたいと思います。

年を取っても元気いっぱいで、8歳でも、蹴ったり立ち上がったり、尻っぱねをしたりします。私も見習わなければと思っています(笑)。あまりにうるさいので去勢をしたのですが、それでも元気いっぱいです。その元気がこの年齢になっても走れる源になっていると思います。

メンバーも一段と強くなりますが、気負わずにこの馬の競馬をして、どこまで粘れるかというところを示してみたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

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