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4月29日(祝・土)に東京競馬場で行われる第30回青葉賞(GII)に出走を予定しているサヴォーナ(牡3、栗東・中竹和也厩舎)について、追い切り後の中竹和也調教師のコメントは以下の通り。

「前走のアザレア賞は、その前から課題であったゲートを中心的に練習してきていて、ゲートの出がどうなるかと思っていたのですが、練習の成果があって、いいスタートを切りましたので、内容としても良かったと思います。なかなかスタートが決まらなかったので、中間は入念にゲート練習をして、その成果が出たと思います。青葉賞に向けても、確認という意味でゲート練習はしましたが、問題ありませんでしたので、今回も大丈夫ではないかと思います。

前走後の疲れはいつも通りぐらいだったので、疲労回復は想定通りで、中間も順調に乗り込んでくることができました。一週前の追い切りでは一杯に負荷をかけてやりましたが、いい動きですし、思っていたような体に仕上がりましたので、先週の時点ではいい追い切りだったと思います。今週の追い切りは池添騎手に乗ってもらい、体も出来ていますし、息遣いもだいたい出来ていると思いましたので、感触だけ確かめてもらいました。池添騎手もいい動きだったと言っていました。いい評価をしてくれて、良かったと思います。

いろいろな意味で一戦ごとに成長しているのを感じます。使うたびに良くなってきていますので、前走の経験も生きてくるのではないかと期待しています。脚質的に、東京コース、2400mというのは、この馬に合っているのではないかと思いますので、コースについては心配していません。2400mのレースを続けて使っていますが、最初に2400mのレースを使い出したころは、それより短い距離だとうまく噛み合わないところがあって、この馬の弱点をカバーする意味で使ったのですが、使うたびにだんだん適性が2400mにあるということで、使っている距離は一緒ですが目的が変わってきています。

ここでしっかり権利を取って、本番につなげたいと思います。ダービーに向けて他の馬も渾身の仕上げで来るでしょうから、全馬が手ごわい相手だと思いますが、しっかり管理して送り届けたいと思います。池添騎手が何度も乗ってくれていますので、展開についてはすべて池添騎手に任せたいと思っています」

(取材:三浦拓実)

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