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16日(日)、佐賀競馬場(曇・不良)で行われた全国交流の牝馬限定重賞、第7回佐賀ヴィーナスカップ(1400m、11頭)は、大井から参戦した4番人気ジュランビル(下原理騎手)が、道中2・3番手追走から直線抜け出し2馬身差で快勝、佐賀の地で重賞初制覇を飾った。鞍上の下原理騎手は佐賀で2週連続の重賞制覇。勝ち時計1分28秒0。2着争いは人気を集めた兵庫勢2頭の接戦で1番人気パールプレミアが2着、アタマ差3着が2番人気クリノメガミエース、さらに1馬身半差の4着は高知から参戦した3番人気アンティキティラだった。

ジュランビルは父キンシャサノキセキ、母アリー(母の父Deputy Minister)の牝7歳黒鹿毛馬、大井・福永敏厩舎の管理馬。通算成績は41戦5勝、重賞初制覇となった。

<レース後のコメント>

1着 ジュランビル(下原理騎手)
「(先週に続いて佐賀での重賞制覇は)泣きそうです(笑)。今日は前残りの馬場で、ゲートを決めて前へ行きたいと思っていました。跨ってファンの前で落ちそうになりましたが、ゲートもキャンターも、馬はおとなしかったです。ペースが速いと思いながらも、前のパールプレミアが相手だと思って乗りました。ハイペースのままでしたから、後ろから誰が来るかと思って、内の吉村騎手(クリノメガミエース)も気になりましたが、気配が無いと感じた時に勝ったと思いました。(兵庫勢を押さえての勝利に)正直つらいですが、せっかくの依頼に対し良い結果でお返しできて良かったです。先週に続き今週も騎乗させて頂きありがとうございました。30日(佐賀皐月賞)も騎乗依頼があるので、よろしくお願いします」

2着 パールプレミア(笹田知宏騎手)
「スタートが良かったので行ってしまいましたが、道中はプレッシャーをかけられた割に諦めずに走ってくれました。2着でしたが、収穫ある内容だったと思います」

3着 クリノメガミエース(吉村智洋騎手)
「4コーナーまでは手応えも良かったのですが、ラストが...。もう少し距離が欲しい感じでした。まだこれからの馬なので、次また頑張ります」

4着 アンティキティラ(多田羅誠也騎手)
「今日は全くハミを取ってくれなくて、道中もささりっぱなしでした。馬がやる気を出してくれなかった感じでした」

5着 ミスカゴシマ(石川慎将騎手)
「本調子の頃ならまだやれた感じはあったと思いますが、もう一歩という感じなので、現状では頑張ってくれたと思います。以前に比べるとズルくなっているところもあって、反応するところで反応してくれませんでした」

(取材協力:うまかつ.net)

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