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中山11Rの第25回中山グランドジャンプ(障害4歳以上・J・GI・芝4250m)は6番人気イロゴトシ(黒岩悠騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分54秒1(重)。大差の2着に2番人気ミッキーメテオ、さらに1馬身半差の3着に5番人気ダイシンクローバーが入った。

イロゴトシは栗東・牧田和弥厩舎の6歳牡馬で、父ヴァンセンヌ、母イロジカケ(母の父クロフネ)。通算成績は28戦5勝。

レース後のコメント
1着 イロゴトシ(黒岩悠騎手)
「(J・GI初制覇について)まだ実感が湧きませんが、一晩寝たら実感が湧いてくると思うので、早く寝たいです(笑)。馬自身は2回目の中山コースで、慣れという部分で前進があると思いましたし、ポテンシャルは遜色ないと思っていたので強気に乗ろうと心掛けました。馬のリズムを邪魔しないようにして、飛越が合わないところでもイロゴトシが自分で合わせてジャンプしてくれていたので、自分はつかまっていただけです。手応えも十分にあり、外回りに出たときに他馬に勝る手応えだと思ったので、待たずに突き放して行こうという仕掛けでした。(自身の成績について)強い馬に乗せていただいているのもそうですし、チャンスを与えてくださっているオーナーや関係者の方々のお陰です。これからもイロゴトシと、ジャンプレースを盛り上げていきたいので応援お願いします」

2着 ミッキーメテオ(五十嵐雄祐騎手)
「馬場はこなしたと思いますし、レースの組み立てとしては上手くいきました。走りとしては勝っても良かったのですが、イロゴトシが強かったです。この馬場ですから2番手に上がって止まりましたが、それを考えれば全力で走ってくれました。十分勝てる力はあります。今後が楽しみです」

3着 ダイシンクローバー(森一馬騎手)
「4000m以上の距離やこれだけの道悪は初めてでしたが、大竹柵、大いけ垣も問題なく飛んでくれました。道中、力まずに走ることを最大限に意識して、それにダイシンクローバーが応えてくれました。タフな馬場でももうひと頑張りして、初めてのGIでもとてもよく頑張ってくれました」

4着 テーオーソクラテス(小坂忠士騎手)
「終始、かかっていました。3000mくらいかかっていました。それなのに残ってくれました。全てが初めてのことでしたし、これだけの競馬ができて良かったです。勝ち馬と同じくらいスムーズなら、この馬もやれていたのではと思います。ここに来て馬が成長しています」

5着 スマートアペックス(中村将之騎手)
「やりたい競馬は出来ましたが、道悪の馬場は合わないです。でも最後までよく食らいついてくれました。また良い馬場で勝負したいです」

7着 ビレッジイーグル(大江原圭騎手)
「馬場ですね。全くハミを取りませんでした。自分の競馬をしたくて行かせましたが、飛越も良くありませんでした。状態は良かったのですが、かわいそうでした。良い馬場でやりたかったです」

9着 ニシノデイジー(石神深一騎手)
「気をつけてはいましたが、スタートのタイミングが合いませんでした。ただ、そのぶん一頭で走れて、折り合いは良かったです。徐々にポジションを上げて、勝ち馬やミッキーメテオを見つつ運べたのですが、外回りコースで勝ち馬に被せられた時に、嫌気が差してしまいました。バテてはいないのですが、気持ちが切れてしまいました。負けすぎは負けすぎですが......。難しいですね」

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