福島１０Ｒの桑折特別（４歳以上１勝クラス・牝馬・芝２０００ｍ）は３番人気カヨウネンカ（黛弘人騎手）が勝利した。勝ちタイムは２分０３秒１（稍重）。クビ差の２着に４番人気ゴルトシュミーデ、さらにクビ差の３着に２番人気ルージュアルルが入った。

カヨウネンカは美浦・斎藤誠厩舎の４歳牝馬で、父ゴールドシップ、母リーベストラウム（母の父ゼンノエルシド）。通算成績は２１戦２勝。

レース後のコメント
１着　カヨウネンカ（黛弘人騎手）
「初めて乗りましたが、体調が良いと聞いていました。人気馬を見ながら進んでいましたが、向正面でまくって行く馬がいて難しい形になりました。それでも具合が良いから抜け出せましたし、この馬の持っている力だと思います」

２着　ゴルトシュミーデ（亀田温心騎手）
「ゲート裏では落ち着いていて、状態が良かったです。まくって行った馬が４コーナーで脚がなくなった一方で、外から上がって行く馬もいて、動かなければいけないと思いました。勝った馬はもう一息待って追い出していたので、その違いが出たと思います」

３着　ルージュアルル（佐々木大輔騎手）
「ゲートをポンと出て、楽に行かせてもらいましたし、道中の折り合いも良かったです。馬場はそこまで悪くはありませんが、コーナーで馬場の悪いところを通ったのはかわいそうでした。良馬場なら違っていたと思います」

４着　シュホ（勝浦正樹騎手）
「結果的に追い出しが早かったでしょうか。２０００ｍは大丈夫でしたし、福島は走りますね」

５着　ツッチーフェイス（小沢大仁騎手）
「前の方に付けて道中は力んでいましたが、３、４コーナーでは雰囲気が良かったです。しかし、重馬場で勝ったことはありますが、今日はこの馬の持ち味を上手く活かし切れませんでした」