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9日(日)、重馬場の佐賀競馬場で行われた3歳牝馬の重賞第22回ル・プランタン賞(1800m・出走11頭)は、道中は中団インに構えたマルグリッド(下原理騎手騎乗)が外へ持ち出して2周目4コーナーで2番手まで押し上げ、直線で抜け出して断然の1番人気に応えた。勝ちタイムは2分00秒8。

2番手追走から先に仕掛けて押し切りを狙った2番人気ミヤノウッドリー(佐賀)が1馬身1/4差で2着、さらに6馬身差の3着に3番人気エイシンレミー(佐賀)が入った。

勝ったマルグリッドは父フリオーソ、母レッドストリング(その父シンボリクリスエス)という血統の3歳牝馬で、兵庫・新子雅司調教師の管理馬。通算成績は9戦3勝、重賞は今年1月の兵庫クイーンセレクション(2着)以来2度目の挑戦で初制覇となった。

レース後の関係者のコメント

1着 マルグリッド(下原理騎手)
「今日のレースの流れを見ていたら前残りだったので、1つでも前につけたいとは思っていました。なかなか先行する馬ではないので、ロスなく回りたいと考えていました。(圧倒的人気でプレッシャーは、の問いに)新子厩舎(の管理馬)なのでプレッシャーはゼロです(笑)。凄く仕上がりが良くて、返し馬から引っかかって行く状態で、最初のコーナーでちょっとかかってしまいましたが、九州まで来てこの状態で走らせてもらった、ということに感謝しています。今日はマルグリッドを1番人気に推して頂いてありがとうございます。また来週も、30日も来る予定なので、僕も応援してください」

2着 ミヤノウッドリー(山口勲騎手)
「砂を嫌うので、少し強引にでも前に行こうと思ってコース取りに行きました。結果は2着でしたが、この馬の競馬はできたと思います」

4着 ディーディーデイ(飛田愛斗騎手)
「スムーズに行けましたが、道中で砂を被って手応えが悪くなりました。頑張ってくれましたし、これから経験を積んで成長してくれると思います」

5着 カタラ(廣瀬航騎手)
「思う位置取りでイメージ通りに競馬できましたが、勝負どころでペースが上がりついて行けませんでした」

(取材協力:うまかつ.net)

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