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 23日(日)中山競馬場で行われる第63回スプリングステークス(GII)に出走予定のアジアエクスプレスについて、追い切り後の手塚調教師のコメントは以下の通り。

「ダートで強い勝ち方をした2連勝で、ダート適性は高いのだろうと思っていたところ、全日本2歳優駿(川崎)を抽選除外になり、朝日杯フューチュリティSに回ることになりましたが、こちらが思っている以上のパフォーマンスで勝ってくれました。

 おかげさまで最優秀2歳牡馬にも選ばれました。馬に感謝したいです。

 前走(朝日杯フューチュリティS)は初めての芝のレースで、ダートの2戦よりはレース後の疲れが残りましたので、レース終了後1週間くらいで福島県の天栄ホースパークにリフレッシュ放牧へ出しました。最初の1ヶ月は疲労をとり、1月中旬から乗り込みを始め、最後にはだいぶ負荷をかけられる状態になって、2月下旬にあらためて入厩しました。

 もともとタイプとして、あまり周りに影響されず堂々としていますが、以前より走る意欲が出てきて、前向きになったように感じます。

 自信を持って、他の馬に対して「自分が強い」というイメージを持って動いているという感じがします。

 美浦に戻ってきてから、しっかり追い切ったのは1週前追い切りが初めてでしたが、動きも満足いくものでしたし、4コーナーで並びかける脚の凄み、迫力もありました。さすが走る馬だ、と思わされました。

 1週前には馬群の外で併せたので、今日は馬群をイメージして、3頭併せの中から抜け出せることを想定して、他の2頭を追走して追い切りました。時計は地味でしたが、動きやリズムはよかったです。状態については、きちっとできています。

 芝のレースは1度しか走っていないし、今度はトリッキーな中山1800mになり、不安視される点もありますが、馬場状態は時計のかかる馬場になっているので、速い時計のないこの馬に向いていると思っています。

 2歳チャンピオンになりましたし、休み明けとはいえたたき台のようなレースをするのはファンの皆さま、オーナーにも申し訳ないですし、しっかりつくって結果が出る仕上げにしなければいけないと思ってきました。

 このレースの内容、結果によって今後の方向性が決まります。皆さんに注目してもらって、いい結果が出るといいと思います。

 アジアエクスプレスを2歳チャンピオンにしてもらって、今季初戦になりますが、馬はしっかり出来ています。私自身も楽しみにしてるレースなので、ファンの皆さんにも楽しんで見ていただきたいです」

(取材:中野雷太・山本直)

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