９日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞に出走を予定しているペリファーニア(牝３、美浦・鹿戸雄一厩舎)について、横山武史騎手のコメントは以下の通り。

「前走のチューリップ賞は、キャリア１戦で長距離輸送もあり、枠順も有利とは言えない枠でしたが、よく頑張ってくれたと思います。枠が不利だったのですがスタートで少し遅れてしまったので、盛り返した分少しかかってしまいました。コーナーに入る頃には落ち着いて息も入り、競馬自体としては良かったと思います。

前走では４コーナーで息が苦しくなり、手ごたえほど伸びなかったのは喉のためだと思います。今回は舌をしばるということで、その舌しばりが本番で良い方向に向いてくれたらいいと思っています。

今朝の追い切りでは前に馬を置いて、しっかりと後ろで我慢もきいて、終いの弾けっぷりも凄く良く、言うことないくらいの動きでした。今回は長距離輸送があるのでやり過ぎないように気をつけて、でも反応はしっかり見るという形で、抜け出してから遊ぶこともなくゴール板を過ぎてからも凄く良いリズムで走れていました。

エフフォーリアとは違うタイプですが、この馬も良い走りをしていますし、牝馬としてはかなり力強い走りだという感触です。

喉の疾患があるので、それ次第で結果も変わってしまうかと思います。スタートについては前走はキャリアが浅いこともあって遅れましたが、今回はもう少し慣れてくれると思うので、そこは馬を信じます。枠順については前走より内枠で、偶数枠がいいかなと思います。

今回はリバティアイランドをはじめ強い馬がいますが、頑張ります」

（取材：小林雅巳）