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中山11Rの第55回ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳以上GIII・芝1600m)は3番人気インダストリア(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒2(良)。3/4馬身差の2着に2番人気ジャスティンカフェ、さらに半馬身差の3着に5番人気ゾンニッヒが入った。

インダストリアは美浦・宮田敬介厩舎の4歳牡馬で、父リオンディーズ、母インダクティ(母の父ハーツクライ)。通算成績は9戦4勝。

レース後のコメント
1着 インダストリア(戸崎圭太騎手)
「返し馬からずいぶん落ち着いていまして、馬のリズムで行けば、最後の脚は良いものを持っているので、道中も良い感じで進められたと思います。少し早めに外へ出して、外を回り過ぎかなと思ったのですが、馬を信じてリズム良く行ったことで、最後も末脚が爆発してくれたかなと思います。こういった感じで中山だと強い競馬をしてくれるので、東京でも走れると思っているのですが、その辺はこれから課題になるかなと思います。これからますます成長していってほしいです」

(宮田敬介調教師)
「若い時から重賞で人気になり、チャレンジして悔しい思いをしていました。この馬にタイトルを取らせることが出来たことが一番うれしいです。距離を延ばしたり、ダートを使ったりしましたが、中山マイルが一番いいのかなと思います。戸崎騎手も右回りならリズム良く走りやすいようだと話してくれました。まずはマイルの距離でタイトルを取らせていきたいと思います」

2着 ジャスティンカフェ(C.ルメール騎手)
「58㎏を背負って、この馬場でよく頑張っています。勝った馬の後ろでベストポジション、いい競馬ができました。最後は少し内にもたれていました。1600mはちょうどいいですね。力があります」

3着 ゾンニッヒ(菅原明良騎手)
「大外枠でかなり苦しい競馬になりました。中途半端にならないように、ある程度位置を取って競馬をしました。よく頑張っています」

4着 マテンロウオリオン(昆貢調教師)
「復活してきています。今日は外に出すところがなく、内を突くしかありませんでした。それでも復調してきていますし、これからが楽しみになってきました」

7着 レッドモンレーヴ(川田将雅騎手)
「返し馬から幼さ全開でした。ゲートの中で頭を下げたときにスタートを切られ、このような競馬になりました。走り始めてからも全く集中することなく、幼いままでした。ポテンシャルの高い馬なので、体と心が成長してくればと思います」

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