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阪神9Rのアザレア賞(3歳1勝クラス・芝2400m)は1番人気サヴォーナ(池添謙一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分31秒6(良)。クビ差の2着に2番人気ブレイヴロッカー、さらに2馬身差の3着に3番人気スマートファントムが入った。

サヴォーナは栗東・中竹和也厩舎の3歳牡馬で、父キズナ、母テイケイラピッド(母の父スニッツェル)。通算成績は7戦2勝。

レース後のコメント
1着 サヴォーナ(池添謙一騎手)
「前回、ゲートでガタガタするところがありましたが、練習の効果があり、今日はいい雰囲気でした。取りたいポジションを取れましたが、1コーナーに入る前からペースが遅く、動ける位置に行きたいと思い、3番手までポジションを上げました。そこからはリズム良く、自分のタイミングで仕掛けることができました。抜け出す時にフワっとするようなところはありましたが、長い距離は合っています。体が大きな割に線の細いところがあるのでまだ良くなりそうですし、これから楽しみです」

2着 ブレイヴロッカー(藤岡康太騎手)
「この頭数でペースが遅くなるのはわかっていましたが、差し返される競馬が続いていたので、今日は追い出しを待って、最後、反応させるようにしました。並ぶところまで行くのですが、そこから前に出ようとしてくれません。力はあるだけに、歯がゆい競馬が続いて申し訳ないです」

3着 スマートファントム(武豊騎手)
「直線を向いていい脚を使ってくれましたが、ラスト100mで止まったかなと思います」

4着 マサハヤウォルズ(松若風馬騎手)
「子どもっぽくて、集中力の足りないところがあり、レースでもフワフワしていましたが、勝負どころから反応してくれたのは良かったです。距離は問題なく、芝でも走れると思います」

5着 ニホンピロキーフ(富田暁騎手)
「小倉での勝ち方が良く、距離だけ持てばと思っていました。勝ち馬をマーク出来て、直線に入るところでは勝ち馬よりも手応えがあるように感じましたが、ペースが遅く、瞬発力では分が悪かったです。折り合い面は厩舎で工夫をしてくれて、乗りやすかったです。これからの馬ですし、長い距離を使えたことはいい経験になったと思います。次は期待できると思います」

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