25日（土）阪神競馬場で行われる毎日杯（GIII）に出走予定のキングズレインについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

キングズレインについて平塚淳一調教助手

（前走のホープフルSを振り返って）
「緩いところがあって前半から急かしていくタイプではなく、外枠でもあったので後方から追い上げる競馬になりました。4コーナーでは外に振られて距離をロスするところもありましたが、最後も坂で止まったり集中力が途切れたりすることもなくしっかりと伸びてきてくれました」

（弥生賞ディープインパクト記念を熱発で回避。ここまでの経緯を）
「熱発のあと、休んだのは1日だけでそのあとはすぐに運動を始め、翌週からは強めの追い切りをこなしています。一頓挫のあとは順調にきています」

（今朝の最終追い切りについて）
「2週前に全体時計でいい時計を出し、先週は終い重点できっちりやっていたので、きょうは輸送も考慮して岩田康誠騎手に感触をつかんでもらうような形でお願いしました。岩田騎手も『感触は良かった』と話していましたし、いいと思います」

（この馬の長所は）
「前々走の百日草特別では、少頭数ではあったのですが内で前の馬をみながら勝負どころで射程圏に入れるという競馬もしましたし、ホープフルSでは後方から、不利を受けても終いまでしっかり伸びてくるメンタルも見せてくれました。シチュエーションなりにどんな競馬でもできるメンタルの強さを確認できたのはいいと思います」

（現在の状態について）
「徐々に緩さが解消してきている段階で、まだまだこれからだと思いますが、現状で力を発揮できる状態になっているので、ここを勝って大きなレースに弾みがつけばと思います」

取材：小塚歩