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26日(日)中京競馬場で行われる高松宮記念(GI)に出走予定のトウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

トウシンマカオについて鮫島克駿騎手

(今朝の最終追い切りに騎乗。振り返って)
「もともと調教はやればどれだけでも動く馬で、もちろんいい動きでしたが、先週と比べてもう一段階上がった感触があります。道中の行きっぷりも自分から前進気勢が出ていますし、手前の替え方もスムーズで、最後の伸びもあまり促さなくても自分からしっかり動いていく感じで、そのあたりが先週と比べて良かったと思います」

(高柳瑞樹調教師とはどんな話を)
「トウシンマカオに関して、もともと1週前は美浦で乗せていただく機会が多かったのですが、当該週の騎乗は僕がリクエストしました。先生からは『前走よりも状態がいい』と聞いていて、乗っている感触としてもやはりいいと感じました。(当該週の追い切り騎乗は)より多くコンタクトをとりたくて先生にお願いしました」

(前走のシルクロードSを振り返って)
「内が有利な馬場状態のなか外枠で、レース前から難しいレースになると思っていたのですが、今回と同じ舞台の中京1200mを無駄にしたくないと思っていましたし、コーナリングや折り合いを確認したいと思っていて、着順はよくなかったのですがやりたいことはできました」

(相手関係について)
「もちろんGIなので強いメンバーですし、これだけ良いメンバーと戦えるのは楽しみです」

(位置取りや展開など、この馬にとって一番力をひきだせるものは)
「ポジションに関しては、どこを取りたいとかはあまりないですね。短距離のレースなのでもちろんスタートも大事ですし、道中のリズムというか、トウシンマカオがスムーズに走れるポジションや状況であったらいいと思います」

(週末にかけての雨予報について)
「中京自体が馬場状態が変化しやすく、だからこそ難しい競馬場なので、当日どんな馬場状態になるかは今のところ予想はつきません。土日とも中京で騎乗するので、しっかり馬場状態を見極めて、どこを通ったらいいのかなどしっかり考えて乗りたいと思っています」

(鮫島騎手自身のGIへの思いについて)
「今回に限らずたくさんチャンスをいただいていますが、勝たないと評価されない世界だと思いますし、まだGIを勝っていないのでGIジョッキーになりたい気持ちは当然あります。ただその気持ちよりは、トウシンマカオと一緒に良いレースができればと思っています」

(意気込みを)
「トウシンマカオは本当に素晴らしい馬ですし、当日は一緒に素晴らしいレースを見せられるように頑張るので応援よろしくお願いします」

取材:小塚歩

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