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中京11Rの第37回ファルコンステークス(3歳オープン・GIII・芝1400m)は8番人気タマモブラックタイ(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分22秒6(重)。ハナ差の2着に1番人気カルロヴェローチェ、さらに3馬身差の3着に14番人気サウザンサニーが入った。

タマモブラックタイは栗東・角田晃一厩舎の3歳牡馬で、父デクラレーションオブウォー、母タマモイヤリング(母の父ブラックタイド)。通算成績は7戦3勝。

レース後のコメント
1着 タマモブラックタイ(幸英明騎手)
「最後は手応えがあったので、内から抜けて凌ぎ切れました。マイルぐらいまでは持つのではないでしょうか。(マイルは)以前は負けていますが、その時よりも馬が良くなっていますし、今ならやれるのではないでしょうか。あとはパンパンの良馬場でどれくらいやれるかだと思います」

(角田晃一調教師)
「こういう馬場も小倉で勝っていましたし、得意な方ではありませんが苦にしないだろうと思っていました。外に出せなくて位置が最内になりましたが、よく凌いでくれました。先頭に立つとソラを使うところがあるので、ジョッキーがじっくりと乗ってくれました。これで賞金が加算できたので、NHKマイルカップを目指して行こうかと、オーナーと話をしていました」

2着 カルロヴェローチェ(武豊騎手)
「引っかかってしまいますね。なだめながら行きました。直線では捌くのに手間取ってしまい、その間に勝ち馬にスッと抜けられてしまいました。惜しかったですが、能力はあります」

3着 サウザンサニー(松若風馬騎手)
「出脚がつきませんでしたが、かえって脚が溜まっていました。まだまだ体は成長途上ですが、直線に向く時は手応えが良かったです。踏み遅れる感じはありましたが、最後までしっかりと走れました。良い一面が見られたので、今後の選択肢が広がったのではないでしょうか」

4着 ミルトクレイモー(鮫島克駿騎手)
「距離がギリギリかなと思っていましたし、メンバー的にも控える競馬をしようと思っていました。リズム良く運べました。一瞬、勝つかなと思いましたが、坂を上って苦しくなり、左にモタれていました。それでも良い経験になったと思います」

5着 アームズレイン(北村友一騎手)
「スタートはすごく速かったです。楽に好位を取れて、終始、マイペースで運べました。追ってから一瞬、反応してくれましたが、残り1ハロンでパタっと止まったように、1400mはギリギリな感じがします。スピードは見せてくれました」

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