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IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表された。今回の発表は2023年1月1日から3月5日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング117以上の27頭が掲載されている。

ランキング上位3頭は香港のスチュワーズカップ(G1)の1着から3着馬が独占し、トップは香港3強対決で話題となったこのレースを制したゴールデンシックスティで、レーティングは125だった。昨年の香港カップ(G1)を勝ったロマンチックウォリアー、昨年の香港マイル(G1)を勝ったカリフォルニアスパングルを退けての勝利でトップに立っている。スチュワーズカップ2着のロマンチックウォリアーが第2位でレーティングは123、3着のカリフォルニアスパングルが第3位でレーティングは122となった。

第4位タイはアートコレクターとモスターダフの2頭で、レーティングは121。アートコレクターはペガサスワールドカップ(G1)を4馬身2分の1差で完勝し、モスターダフはネオムターフカップ(G3)で2着に7馬身差をつけて圧勝した。

第6位タイはドウデュース、パンサラッサ、アナモー、エリートパワーの4頭でレーティングは120。昨年の日本ダービー馬ドウデュースは京都記念(GII)を3馬身半差で快勝、パンサラッサはサウジカップ(G1)で昨年のドバイワールドカップを制したカントリーグラマーを下して勝利、昨年G1を5勝したアナモーはチッピングノートンステークス(G1)を制覇、昨年のブリーダーズカップスプリント(G1)の覇者エリートパワーはリヤドダートスプリント(G3)を鮮やかに差し切って勝利し、それぞれこの評価となった。

日本調教馬は8頭が掲載され、ドウデュース、パンサラッサ以外では、サウジカップ3着のカフェファラオと4着のジオグリフが第13位タイでレーティング118、1351ターフスプリント(G3)を逃げ切ったバスラットレオン、フェブラリーステークス(GI)を勝利したレモンポップ、川崎記念(JpnI)を制したウシュバテソーロ、日経新春杯(GII)を勝ったヴェルトライゼンデがレーティング117で第18位タイとなっている。

(JRA発表による)

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