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中山11Rの第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(3歳GII・芝2000m)は3番人気タスティエーラ(松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒4(良)。1馬身差の2着に1番人気トップナイフ、さらにクビ差の3着に2番人気ワンダイレクトが入った。

タスティエーラは美浦・堀宣行厩舎の3歳牡馬で、父サトノクラウン、母パルティトゥーラ(母の父マンハッタンカフェ)。通算成績は3戦2勝。

レース後のコメント
1着 タスティエーラ(松山弘平騎手)
「勝負どころで少しズブさを見せるところがあり、レースを見てそういうイメージを持っていたので、しっかりと動ける位置で、自分から動いて勝ちにいく競馬をしました。馬がしっかり応えてくれて、強い競馬をしてくれたと思います。レース前は、行く馬が結構いると思っていましたが、この頭数でしたし、できれば自分でしっかり作っていくレースをしたいと考えていました。道中はスローでしたが折り合いはついていましたし、リズムは良かったです。このような素晴らしい馬を任せていただいて、関係者の方々に感謝しています。前哨戦を勝つことができ出走権も得られましたし、次もしっかり走ってくれる馬だと思うので、また頑張ってほしいです」

2着 トップナイフ(昆貢調教師)
「逃げ馬が邪魔になりました。4コーナーで追い出しのタイミングがひとつ遅れてしまいました。行けたら行くつもりでしたが、どんな競馬でもできますからね。今日は騎手が『(3着馬に)半馬身出られた』と言っていたところから盛り返しています。悔しいですが、スムーズな競馬をした馬が勝ちました。皐月賞になったらまた違うと思いますし、器用さのある馬には、どこかで一発あると思ってやっていきます。何もなければ皐月賞へ向かいます」

3着 ワンダイレクト (C.ルメール騎手)
「勝ち馬の後ろで良い位置でした。直線は伸びていましたが、坂で止まりました。距離がギリギリでしたね」

4着 アームブランシュ (吉田豊騎手)
「頭数が少なく、スタートを切ってリズム良く、と思っていました。後ろからでしたけどね。3・4コーナーでモタモタするので、馬を怒らせて行って、ハミを取ってくれました。直線は伸びているのですが、もっとギアがスッと上がるといいですね。ゴールを過ぎても伸びていました」

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