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3月2日(木)、姫路競馬場(晴・稍重)で行われた西日本交流の重賞・第15回兵庫ユースカップ(3歳 1400m・出走10頭)は、2番人気の地元・兵庫のべラジオソノダラブが2番手から勝負どころでスパート。そのまま押し切った。勝ちタイムは1分30秒9。2馬身2分の1差の2着が3番人気のビキニボーイ、さらにハナ差の3着が1番人気のニシケンボブだった。

勝ったべラジオソノダラブは父ロゴタイプ、母ヴェイルドクリス(母の父シンボリクリスエス)の3歳牡馬。兵庫・坂本和也調教師の管理馬。通算成績は6戦4勝。重賞は2022年の兵庫若駒賞(園田)に続いて2勝目。鞍上は昨日が誕生日の兵庫の竹村達也騎手。

レース後のコメント

1着5番べラジオソノダラブ 竹村達也騎手
「(12年振りの重賞制覇で)とにかく嬉しいの一言です。(初コンビでしたが)このような素晴らしい馬に乗れるチャンスを頂き関係者の皆さんに感謝いたします。調教から乗っていましたのでレースでは馬の気持ちを崩さずリズムよく乗ることだけを考えました。スタートだけ集中して出られれば前に行けると思いました。後は最後まで頑張ってくれという気持ちでした。後ろから(ライバル馬が)来るのはわかっていましたから3コーナーで早めに仕掛けてということは考えていました。そこで振り切れば押し切れると考えていました。プレッシャーもありましたので今はホッとした気持ちです。折り合いがしっかりついて距離を問いませんのでこらからも活躍してくれると思います。応援よろしくお願いします」

2着1番ビキニボーイ 田中学騎手
「どうしてもスタートがテンに置かれてしまいます。今日は少し内が使える馬場になっていました。それならと思って内をついて勝負しようと思いました。結果(馬場の)深いところを通る形になりましたが、脚はしっかり使えています。よく頑張ってくれたと思います」

3着4番ニシケンボブ 吉村智洋騎手
「(この馬には)距離が短かったと思います。それに尽きます」

5着6番ブエラフェルテ 鴨宮祥行騎手
「本質的にはコーナーが多めの前半ゆったり流れるレースがいいと思います。ですから今日は(1400mなので)ポジションを取りにいきました。1コーナーでタイトな流れになって、そこで馬がエキサイトするところがありました。でも久々の実戦でここまできてくれました。今後距離が延びて逆転を期待できます」

(取材:檜川彰人)

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