3月4日（土）に阪神競馬場で行われるチューリップ賞（GII）に出走予定のルミノメテオール（牝3、美浦・金成貴史厩舎）について、追い切り後の金成貴史調教師のコメントは以下の通り。

「新馬の段階から動きに鋭いキレのある馬だと思って調整してきました。調整自体はレースに向けて順調に進めて来られるタイプなのかなと思います。

（初の距離や右回りになるが）いろいろなものは経験させておいた方が良いということ、（今回は）阪神への輸送、右回り、1ハロンの延長になりますが、レースの流れの中で自分をコントロールできる器用さ、センスがあり、ジョッキーも3戦続けてミルコ・デムーロ騎手が手綱を取ってくれることで、不安な点はないと思います。

先週の1週前追い切りでしっかりやれていて、（レースが）土曜日の阪神なので、（今日の最終追い切りは）やりすぎないように、反応も十分掴めていますし、普通に調整できる最終追い切りにしました。

新馬の時から骨瘤がなかなか固まらない部分があり、坂路とウッドチップを併用しながら、主に速いところは坂路で調整してきました。

（長所は）レースセンスに優れ、レースの流れの中で対応できる器用さと最後の反応の素晴らしさ、これが一番良い点かなと思います。

（課題は）阪神になるので、中京の時より輸送距離が長いということと、右回り、1ハロン延長はやってみないと分からないところはあります。

おかげさまでここまで順調に来られていますので、レースも良いレースをお見せできるように精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」

（取材：木和田篤、山本直）