阪神１１Ｒの第１７回阪神カップ（３歳以上ＧＩＩ・芝１４００ｍ）は１番人気ダイアトニック（岩田康誠騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分２０秒２（良）。ハナ差の２着に２番人気グレナディアガーズ、さらに半馬身差の３着に１１番人気ラウダシオンが入った。

ダイアトニックは栗東・安田隆行厩舎の７歳牡馬で、父ロードカナロア、母トゥハーモニー（母の父サンデーサイレンス）。通算成績は２６戦１０勝。

レース後のコメント
１着　ダイアトニック（岩田康誠騎手）
「ファンタスティックです。（直線で）一回、半馬身ぐらい交わされたのですが、馬もファイトしてくれました。僕もそうですし、ダイアトニック自身も、負けたくないという気持ちで、ゴールの時は差し返してくれました」

２着　グレナディアガーズ（Ｃ．デムーロ騎手）
「大外枠なりに良いレースが出来ました。勝ったと思ったのですが、最後まで内がしぶとかったです」

３着　ラウダシオン（Ｂ．ムルザバエフ騎手）
「ゲートを出そうな感じではなく、馬のリズムで運んで、あの位置からになりました。最後は素晴らしい脚を使ってくれ、あと５０ｍあったら差し切れたと思います。距離が１ハロン延びても良いかもしれません」

４着　バスラットレオン（川田将雅騎手）
「２列目でリズム良く走れて、直線もしっかりとした脚を使えましたし、内容良く１４００ｍでも走れたと思います」

５着　ダイメイフジ（菱田裕二騎手）
「陣営とは『枠順的にも、インへこだわっていこう』という話をしていて、その通りの競馬をしました。脚が溜まって、良い脚を使ってくれました。強い馬相手にもまだまだやれると思います」

７着　ミッキーブリランテ（和田竜二騎手）
「スタートも出て、内枠でポジションをとって勝負どころも手応えは良かったです。今日は歩様も良く、最後まで走り切ってくれました。条件さえ合えば力を出せます。馬ごみの中の方が集中して力を出せますね」

８着　トゥラヴェスーラ（鮫島克駿騎手）
「３コーナーで前がごちゃついて、外に切り替えないとこちらも危なかったです。競馬はスムーズに立ち回れました。右回りでは最後に右にモタれるところがあり、今日はそれがきつかったです」

９着　ロータスランド（岩田望来騎手）
「チークピーシズをつけてマイナスになることはなかったです。それほど差はないですし、牡馬相手によく走っています。どこかでもうひとつ、と思いますね」

１０着　エントシャイデン（坂井瑠星騎手）
「行き脚がつかず後からになりましたが、最後は脚を使ってくれて差の無いところまで来てくれました」

１４着　オパールシャルム（松若風馬騎手）
「やりたいレースはできました」