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11日に香港・シャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(G1 芝2400m)は、日本の5歳牝馬ウインマリリンが突き抜け初G1制覇を果たした。勝ちタイムは2分27秒53だった。出走した日本馬の、レース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着 ウインマリリン(手塚貴久調教師)
「香港のコースには適性があると思っていましたし、レース巧者なのでこの距離でもいいレースができると思っていました。レーン騎手と事前に考えていた作戦どおりではなかったですが、神騎乗で最後いい脚を使ってくれました。初めて香港の競走にチャレンジしましたが、勝たせてもらってラッキーですし大変感謝しています」

(D.レーン騎手)
「道中の走りはとても良かったです。自在性のある馬ですし、彼女の末脚ならどこからでも負かせられるので、ポジションは特に心配していませんでした。私自身ようやく香港で勝つことができて安心しました。2400mは彼女に合っていますし、前走勝った馬(ジェラルディーナ)は大変強いスペシャルな馬でしたから、ウインマリリンはいい状態をキープしていたので自信を持ってレースに臨みました。日本の競馬に関わり、素晴らしい馬たちに乗る機会をいただきき光栄です」

3着 グローリーヴェイズ(尾関知人調教師)
「惜しかったです。最後のひと伸びが足りませんでした。まだ展開やラップがよくわからないので何とも言えないところがありますが、無事に走ってくれて何よりです。次はグローリーヴェイズの子供で挑戦したいです」

(J.モレイラ騎手)
「頑張ってくれました。グローリーヴェイズの状態は良かったですが、他の馬の状態も良かったこともあり今回の結果は残念でした。ただ、私は彼を誇りに思っています」

また、バブルギフト(フランス)に騎乗したクリストフ・ルメール騎手とブルーム(アイルランド)に騎乗した武豊騎手のコメントは以下の通り。

6着 バブルギフト(クリストフ・ルメール騎手)
「スタートは少し遅かったものの、向正面で位置を上げて3コーナーから4コーナーにかけてスピードアップできましたが、残り150mで疲れが出てしまいました。この馬には少しタイムが速かったですね」

8着 ブルーム(武豊騎手)
「スタートが速い馬ではないので、途中でポジションを上げて粘るつもりでしたが、ペースが上がったところでついて行けるスピードが足りませんでした」

(JRA発表)

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