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地方競馬主催者、全国公営競馬主催者協議会、JRA、地方競馬全国協会は28日に都内で記者会見を開き、「全日本的なダート競走の体系整備について」の発表を行った。牝馬路線における概要は以下の通り。

なお、これら一連の新しい競走体系は2歳馬の競走で2023年から、3歳・古馬の競走で2024年から開始される。体系整備に伴う格付けの新規・変更・昇格申請については、全て日本グレード格付管理委員会において承認されている。

★上半期の牝馬路線は5月のエンプレス杯を頂点に
古馬牝馬路線においては、下半期にJBCレディスクラシック(JpnI)が設定されている一方で、上半期には目標となる競走が設定されていない現状を踏まえ、エンプレス杯(川崎・JpnII・2100m)の実施時期を3月上旬から5月上旬に変更する。あわせて負担重量をグレード別定から定量へ変更のうえ、新たな上半期の頂点競走として設定する。

また、各地区から頂点競走へ向かう競走体系を構築する観点から、1月に行われているTCK女王盃(大井・JpnIII・1800m)の実施場を4月上旬の園田競馬場へ変更し、レースの名称も兵庫女王盃 (JpnIII・1870m)へ変更する。併せて、以下のダートグレード競走にも変更点が生じる。

・クイーン賞(船橋・JpnIII):開催時期を12月から2月に移動、性齢は3歳以上から4歳以上に変更
・ブリーダーズゴールドカップ(門別・JpnIII):開催時期を8月中旬から9月上旬に変更

★マリーンカップは3歳限定戦に
3歳牝馬路線においては、上半期に関東オークス(JpnII)が設定されている一方で、下半期には目標となる競走が設定されていない現状を踏まえ、マリーンカップ(船橋・JpnIII・1800m)を3歳限定戦に変更、実施時期も現在の4月から9月下旬に変更する。また、優勝馬にはJBCレディスクラシックの優先出走権が与えられる。

(NARリリースによる)

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