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東京11Rの第60回アルゼンチン共和国杯(3歳以上GII・芝2500m)は6番人気ブレークアップ(田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分31秒1(良)。1馬身1/4差の2着に5番人気ハーツイストワール、さらにクビ差の3着に3番人気ヒートオンビートが入った。

ブレークアップは美浦・黒岩陽一厩舎の4歳牡馬で、父ノヴェリスト、母リトルジュン(母の父クロフネ)。通算成績は17戦5勝。

レース後のコメント
1着 ブレークアップ(田辺裕信騎手)
「前走を見て成長が感じられたので、楽しみにしていました。それでも相手が強く、どこまでやれるのかと思っていたので、勝ててビックリしています。
先手を取りそうな馬も何頭かいましたが、自分から逃げてもと思っていました。
道中はロスなく回ってこられましたし、アクシデントでヒヤッとするところはありましたが、上手く回避できました。その後も反応が良く、成長しているなと思いました。
以前乗った時は、最後に踏ん張りきれないところがあって、逃げるのが一番かなと思っていました。それが今日は、控えても終いに踏ん張って、良い手応えでした。
遅咲きですが、力をつけて重賞を勝ちました。今後は大きな舞台で頑張ってほしいです」

(黒岩陽一調教師)
「夏場にこの馬に適したレースがなかったので、無理して使うことがなく、初めて長く休養させることになりました。それが良い成長を促すことになったのだと思います。前回のレースから走りのバランスが良くなって、終いの伸び脚につながっていました。
前回のレースは良い仕上がりで休み明けという感じではなかったので、このレースまで状態を維持することを考えていました。今回は疲れも残っていなくて良いバランスでしたから、あとは相手が強くなった中でどれだけやれるのかという感じでした。立場としてはチャレンジャーでした。
この後年内はジャパンカップか有馬記念を考えていますが、今回はハンデ戦で展開面もノーマークで有利な面がありましたから、どのレースを目標にするのか慎重に判断していきたいですね」

2着 ハーツイストワール(武豊騎手)
「レースとしてはうまくいきました。スタートを出て、内に切り替えて運ぶことができましたが、直線でアクシデントがあってブレーキを踏んだのが痛かったです。ただ、左回りだと走りが違いますね。上手に走ってくれます」

3着 ヒートオンビート(戸崎圭太騎手)
「馬の状態は良いと感じました。前回自分が乗った時には少しハミに乗って、かかるところがありましたが、今日は我慢していました。ハンデ戦で斤量を背負っている中、よく頑張っています」

4着 カントル(岩田望来騎手)
「54キロでしたし、積極的な競馬をしようと思いました。4番手の良い所で進められましたし、直線は一旦先頭というシーンもありました。最後までしっかり脚を使っていますし、このクラスでもやれます」

5着 ラストドラフト(三浦皇成騎手)
「スムーズに外に持っていけたのですが、内外の差は大きかったです。それでも馬は最後までよく頑張ってくれました」

6着 テーオーロイヤル(菱田裕二騎手)
「馬場の内が良かったので、内にこだわって競馬をしました。終始インでリズム良く運べましたが、直線で前の馬が逃避した時に、ぶつかるところがありました。加速するところだっただけに、そこが痛かったです。それでも諦めずに頑張っています」

8着 キラーアビリティ(C.デムーロ騎手)
「折り合い重視で中団から進めて、直線もそれなりに伸びているのですが、ジリジリとした伸びでした。ちょっと分かりません」

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