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6日(日)東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯(GII)に出走予定のラストドラフト(牡6歳、美浦・戸田博文厩舎)について、追い切り後の戸田博文調教師のコメントは以下の通り。


(前走のオクトーバーSを振り返って)
「このところ、休み明けはあまり良くないことが多かったのですが、今回は放牧から帰ってきてとても状態が良く、今までの休み明けの中で一番感じが良かったです。レース内容としては、マークされて苦しい展開になり、直線も苦しいところを割ってくるような形になってしまいました。ただ、58キロを背負っての競馬でしたし、力のあるところを見せてくれたと思っています。休み明けのレースとしては満足しています」

(前走から中2週。中間は)
「以前は体質が弱く、間隔を詰めて使うと馬に負担がかかってしまっていたのですが、去年ぐらいからようやく詰めたローテーションでも使えるような丈夫さが出てきました。去年から中2週のローテーションでも使うことがありましたが、今回もそのつもりで前走を使いました。馬の状態はよく、一度使った上積みもありますし、馬もリラックスして落ち着いて、馬体の張りや体の動きも申し分なく、6歳にしてさらに馬が充実してきたような感触があります」

(最終追い切りについて。坂路1本→ウッドチップ単走)
「一度使って中2週ということもありますし、先週もかなりいい時計の併せ馬ができました。今日はジョッキー任せでした。ジョッキー(三浦皇成騎手)に馬の状態の良さをみてもらうことを重点にしました。想定より時計は速くなりましたが、ジョッキーも『無理せずに(時計が)出た』と話していたので状態の良い証拠だと思います。いい追い切りができたかなと思います」

(東京芝2500mについて)
「2年前にこのレースで2着という実績もありますし、この馬は2000mより長い距離のほうが良さが出ますから、非常にいい舞台設定だと思います」

(ハンデ56キロについて)
「前走はメンバーが違うとはいえ58キロで、しかも2000mであれだけの競馬をしてくれましたから、56キロであればこの馬にはプラスになるのではと思っています」

(レースでのポイントは)
「このところどうしても、直線で窮屈なところに入るような不利な競馬が続いていて、不完全燃焼が続いています。とにかく直線を向いたときにのびのび走れるラインを通ってきてもらえれば、この馬の力を発揮してもらえるのではないかと思います」

(レースへ向けて)
「6歳になりましたがまだまだ若さもあり元気な馬です。みなさんに応援してもらって、また次の目標に向かっていけるように頑張りたいです」


(取材:小塚歩)

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