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東京11Rの第166回天皇賞(秋)(3歳以上GI・芝2000m)は1番人気イクイノックス(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。1馬身差の2着に7番人気パンサラッサ、さらにクビ差の3着に4番人気ダノンベルーガが入った。

イクイノックスは美浦・木村哲也厩舎の3歳牡馬で、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)。通算成績は5戦3勝。

レース後のコメント
1着 イクイノックス(C.ルメール騎手)
「道中はパンサラッサを見ていませんでしたが、直線に向いて彼を見たら、15馬身くらいあって心配しました。それでもこちらの反応は物凄く良かったです。これがGI初勝利ですが、最後ではありません。スタミナがありますから、ジャパンカップや有馬記念に行っても大きなチャンスがあると思います」

(木村哲也調教師)
「なかなか彼(ルメール)にも勝たせてあげることができず、責任も感じていました。スタートで出るように馬を作っているつもりでしたが・・・。出ましたがゴチャついていたので、後ろからになりました。もう少し前でレースが出来ればと思っていました。苦しいレースでしたね。パンサラッサが飛ばしていて道中は慌てずに(C.ルメール騎手は)凄く落ち着いているなと見ていました。(今年の3歳のレベルが?と見られていますが)先週の菊花賞のアスクビクターモアの田村先生にも『今年のダービーの価値を落とすわけにはいかないので何が何でも頑張りました。木村先生も』という言葉に、僕自身も熱いものを感じて、そういう言葉を無下にできないなと思っていました。今後はオーナーと相談してということになります」

2着 パンサラッサ(吉田豊騎手)
「最近少しモタモタする所がありましたが、今日は雰囲気も良くゲートだけに集中していました。枠も良く、そのまま行かせてハイペースだと思いましたが馬の気分に任せてレースを進めました。涼しくなって調子も良くなり、最後まで頑張ってくれただけに何とかしたかったのですが残念です」

(矢作芳人調教師)
「57秒台で行って59秒台で上がれば勝てると考えていました。さすがに59秒台では上がれませんでした。涼しくなって馬がシャキッとしてきました。宝塚記念や札幌記念ではおっつけながらあの程度の逃げでしたが、今日は普通に走ってあのペースでした。状態が上がっていました。負けた悔しさより馬を褒めてあげたいです。この後は短期放牧を挟んで、香港カップに向かう予定です。勝ちにいきます」

3着 ダノンベルーガ(川田将雅騎手)
「これまで乗せて頂いた中で一番具合も良く、道中のリズムも良くて、最後も素晴らしい脚を使ってくれました。改めてこの馬の能力の高さを示すことが出来たレースでした」

4着 ジャックドール(藤岡佑介騎手)
「スタートはいつも通りで、先行争いをやり過ごして良い形で前半を入ることが出来て、ペースもこの馬に良い流れになりました。直線では馬場の良い所から追い出したのですが、捕まえきれず後方から差される形になりました。コンディション的にまだ上がり目がありそうですし、もう少しでタイトルに手が届く感じです」

5着 シャフリヤール(C.デムーロ騎手)
「スタートが良くいい位置でレースができました。ただ休み明けのせいか反応がジリジリした感じでした。次はもっと良くなると思います」

6着 カラテ(菅原明良騎手)
「2番手以降のペースが上がらず思ったよりスローな感じでした。せっかくゲートを上手く出てくれたのにGIの隊列が出来る中で良い位置に入れませんでした。それでも6着まで来ています。馬はよく頑張っています」

7着 マリアエレーナ(松山弘平騎手)
「状態は良かったと思います。最初のコーナーで不利がありましたが、最後までしっかり走ってくれました。能力の高い馬です」

8着 ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)
「体が絞れて馬は良くなっていました。スタートは良く出たのですが他の馬が速く後方になりました。2000mでこの展開は忙しい感じでした。それでも4コーナーではいい感じで3着はありそうな感じだったのですが最後はジリジリした感じになってしまいました」

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