10月16日（日）に阪神競馬場で行われる第27回秋華賞（GI）に登録しているスターズオンアース（牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎）について、追い切り後の高柳瑞樹調教師のコメントは以下の通り。

（前走のオークス1着を振り返って）
「能力の高い馬なので、上手く結果が出て良かったと思います。オークスの大外は正直、有利な枠ではないと思っていたので、スタートを上手く決めて、良いポジションが取れたのは大きかったと思います。（ゴール前の脚は）見ての通り、素晴らしかったと思います」

（前走後の調整について）
「（両前脚の剥離骨折の）手術後の回復は順調で、予定通り山元トレセンで調整できていました。
健康な馬を休ませての立ち上げではないので、多少は影響があるかもしれません」

（調教過程を振り返って）
「1週前の追い切りは、2週前の追い切りよりも一段階上がった感じがして、段階を踏んで上がってきたなという感じでした。（動きは）良かったと思います。
（最後追い切りは）それも先週に比べて、さらに上がったかなという感じですね。
体は少し大きくなったかなという感じはします。元々能力が高かったので、それを維持するというか、順調な成長というか、増してるように思います。
（もたれる面は）完璧とは言いませんが、調教でも多少見せますが、春に比べたらマシかなというぐらいですかね」

（今回のレースに向けて）
「オークスの東京競馬場などと比べるとやはり小回りなので、スムーズな競馬をしてほしいです。ルメール騎手にお任せします。
すごく注目されているので、それなりにプレッシャーは感じています。馬のためにも何とか結果を出してあげたいです。
すごく能力の高い馬で、ここまでGIを2つ獲れたので、何とかもう一つ良い結果を出したいです」

（取材：米田元気）