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阪神11Rの第57回京都大賞典(3歳以上GII・芝2400m)は2番人気ヴェラアズール(松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分24秒3(稍重)。2馬身半差の2着に1番人気ボッケリーニ、さらに1馬身1/4差の3着に3番人気ウインマイティーが入った。

ヴェラアズールは栗東・渡辺薫彦厩舎の5歳牡馬で、父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ(母の父クロフネ)。通算成績は21戦5勝。

レース後のコメント
1着 ヴェラアズール(松山弘平騎手)
「調教に乗せていただいてその時から動きも良くいいものを持っていると思いました。枠も比較的相手を見ながら行ける枠でしたので、スタートを決めてリズム良く折り合いをつけながらと思っていました。調教でもいい脚を使ってくれていましたし初騎乗ではありますがレースを見せていただき、いい脚を使えると思っていました。今日は思っていた以上にしっかり脚を使ってくれて強い競馬でした。追ってからの反応も良くしっかり伸びてくれて強いレースだったと思います。
強い競馬でしたしこれから先楽しみだなと思います。(道悪について)少し頭の高い走りをする馬で、あまり沈みこむような走りでは無いので馬場が良くなくても支えられているのだと思います」

2着 ボッケリーニ(浜中俊騎手)
「休み明けでも馬はフレッシュで良かったです。いい形で競馬ができて、勝ちに行く競馬ができましたが、相手をほめるしかないです。後ろから一気に来られて抵抗できませんでした。この馬らしい走りは出来て、レース内容は良かったと思います」

3着 ウインマイティー(和田竜二騎手)
「いい位置で競馬が出来ました。全体的に流れて欲しかったです。休み明けで走れたのは収穫でした。牡馬相手に頑張ったと思います」

5着 ディアスティマ(北村友一騎手)
「騎乗依頼をいただけてうれしかったです。1年2か月ぶりのレースで、どこまでやれるか半信半疑でしたが、良く頑張ってくれました。もう少し息を入れられれば良かったですが、頑張ってくれたと思います」

6着 アイアンバローズ(岩田望来騎手)
「以前に乗った時より成長していました。もう一つ前のポジションで競馬をしたかったのですが、6着まで来ました。もう少し距離があってもいいと思います」

11着 アリストテレス(鮫島克駿騎手)
「きょうは前目で競馬をしました。芝コースは稍重でも時計が速いと感じていたので、後ろからより前目で対応しました。一瞬抜け出すようなところがありましたが、すぐに失速してしまいました。音無調教師も使いつつ良くなるタイプだと言っていましたので、次に期待したいです」

14着 マイネルファンロン(M.デムーロ騎手)
「道中の手応えは良かったのですが、直線に向いてからは全然でした」

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