10月10日(月)に阪神競馬場で行われる第57回京都大賞典(GII)に出走を予定しているアイアンバローズ(牡5、栗東・上村洋行厩舎)について、追い切り後の上村洋行調教師のコメントは以下の通り。
「前走の宝塚記念は、スタートもあまり良くなくて、競馬自体に参加させてもらえなかったというのが正直なところです。レース後は、北海道のノーザンファーム空港牧場に放牧に出して、リフレッシュさせて、京都大賞典の1か月前に栗東に戻して調整してきました。帰厩後はしっかり毎日乗り込んでいますし、追い切りをやるごとに動きも良くなってきています。秋の初戦が京都大賞典というのは去年と同じローテーションですが、今年の方が順調に乗り込めて、いい状態で臨めるのではないかと思います。
去年から強いメンバーと対戦してきているので、それが糧になっていい方向に向いてくれると思っています。一年一年馬も成長してきているので、すごく扱いやすくなってきているところはあります。以前は普段の調教から手を焼いていたのですが、今はしっかりとコントロール出来て、思った通りの調教が出来るようになってきていますので、そういう面では成長していると思います。
先週、先々週とCWでやっているので、今週はオーバーワークにならない程度に、それでも最後までしっかり気を抜かせないように注意して指示を出しました。毎週追うごとに馬も良くなってきているので、騎乗者によると、きょうも最後までいい動きだったということでした。
この馬は距離が長くなればなるほど持ち味の生きる馬なので、阪神の2400m外回りというのもこの馬にとってはいい舞台なのではないかと思います。スタートを切ってみないと何とも言えないですが、自分のペースでの競馬さえ出来れば、いい競馬をしてくれると思います。スタートが課題になるのは確かです。ゲート練習は、毎週のように駐立の練習はしているのですが、やっぱり競馬場に行くとテンションも高くなりますし、いい時はポンと出てくれるのですが、タイミングが悪い時にスタートを切られると前走のようなスタートになってしまうことがあります。それでもゲート練習は毎週しっかりやっていますので、あとはその時のタイミングでしょうね。
重賞をとれるところまで本当にあと一歩のところなので、何とかこの馬に早く重賞をとらせてあげたいです。厩舎としても早く重賞をとりたいというのもありますし、何とかとりたい、とらせてあげたいという気持ちでいっぱいです」
(取材:三浦拓実)

