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中山11Rの第67回京成杯オータムハンデ(3歳以上GIII・芝1600m)は1番人気ファルコニア(吉田隼人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒6(良)。クビ差の2着に12番人気ミッキーブリランテ、さらに半馬身差の3着に7番人気クリノプレミアムが入った。

ファルコニアは栗東・高野友和厩舎の5歳牡馬で、父ディープインパクト、母カンビーナ(母の父Hawk Wing)。通算成績は19戦6勝。

レース後のコメント

1着 ファルコニア(吉田隼人騎手)
「ハンデ戦らしくギリギリにはなりましたが、良く勝ち切ってくれました。外枠でしたから馬場を考えて、スタートだけは気をつけて乗ろうと思っていました。外からミッキーブリランテが来た時も落ち着いて走れていました。早めに先頭に立つ形になりましたが、よく最後まで頑張ってくれました。色々な面で成長を感じるレースでした」

(高野友和調教師)
「レース前にジョッキーと話した形とは違う所がありましたが、レースの中でのジョッキーの判断がとても良かったと思います。馬がよく応えてくれました。年齢と経験を重ねて馬はだいぶ落ち着いてきました。スローな流れや、途中で外から来られても対応できたのは収穫です。今日の感じなら距離に関しても選択肢が広がります。次のレースはオーナーと相談して考えることになると思います」

2着 ミッキーブリランテ(岩田康誠騎手)
「今回は外枠で思い切った競馬をしようと考えていました。それが開幕週であったり、色々なものとマッチしました。無理をせずにあの形のレースができましたし、もっと楽に行けていれば逃げ切れたかもしれません。我が強いことが最後に出たのかもしれません。それでもよく頑張りました」

3着 クリノプレミアム(松岡正海騎手)
「思ったよりも仕上がっていました。厩舎サイドがこの馬の癖をつかんでいてくれて、上手く仕上げてくれました。頑張ってくれましたが、枠ですね。枠がもう少し内なら結果は違っていたのではと思います」

4着 ミスニューヨーク(M.デムーロ騎手)
「スタートが良くて一番良い所で運べたのですが、ペースが遅くてラストもスペースがありませんでした。ちょっともったいなかったです」

5着 ベレヌス(西村淳也騎手)
「良いスタートを切って状態も良かったです。ほとんど差はありませんでしたし、よく頑張っています」

12着 ダーリントンホール(横山武史騎手)
「雰囲気や状態は(自身が騎乗した)2走前より悪くありませんでした。しかし今回のようなスローペースのヨーイドンの競馬がこの馬には向かないです。最後はジリジリと伸びていますが、この馬の良さが生きませんでした」

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