IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表された。
今回の発表は2022年1月1日から5月8日までに実施された世界の主要レースを対象としていて、レーティング119以上の21頭が掲載された。前回の中間発表以降では、英2000ギニー(G1)、チャーチルダウンズステークス(G1)、ケンタッキーダービー(G1)のほか、日本の天皇賞(春)(GI)と皐月賞(GI)も新たに対象となっている。
ランキング第4位までは前回と変わらず、トップタイがライフイズグッドとネイチャーストリップの2頭で、レーティングは124。第3位はスピーカーズコーナーで、レーティングは123。第4位はゴールデンシックスティで、レーティングは122。前回の中間発表後、ゴールデンシックスティはチャンピオンズマイル(G1)を快勝している。
第5位タイは5頭で、前回5位タイだったカントリーグラマーとゴールデンパルに、コロエバス、ジャッキーズウォリアー、タイトルホルダーの3頭がレーティング121で新たに加わった。コロエバスは英2000ギニー(G1)を制し、ジャッキーズウォリアーはチャーチルダウンズステークス(G1)を楽勝した。また、タイトルホルダーは天皇賞(春)(GI)を7馬身差で圧勝しランクインしている。
このほか新たに掲載されたのは、皐月賞(GI)を制したジオグリフ、英2000ギニー(G1)2着のネイティヴトレイル、ケンタッキーダービー(G1)に勝利したリッチストライクで、第15位タイ(レーティングは119)となっている。
日本調教馬は3頭が掲載された。タイトルホルダーとジオグリフ以外では、前回第7位タイだったシャフリヤールがレーティング120で第10位タイとなっている。
(JRA発表による)