3月27日(日)に中京競馬場で行われる高松宮記念(GI)に出走予定のメイケイエール(牝4、栗東・武英智厩舎)について、共同会見での池添謙一騎手のコメントは以下の通り。
「(今朝の追い切りは)調教師からも感触で任せると言っていただいて、先週よりも我慢させながら追い切りへ入っていきました。フットワークも相変わらず良い動きで、終いの反応も良かったです。
先週にしっかりやっているので、終いは流す感じで消化しました。ゴールを過ぎても緩めず流しました。先週より馬の状態は上がっていると思います。1週前追い切りで久しぶりに跨がらせてもらい、改めて難しい馬だと思いました。油断してはダメだなと感じたので、今日はしっかり集中して乗りました。やはり難しい馬だと思います。忘れかけていた部分で気を引き締めたところもあったと思うので、当日もしっかり集中して乗りたいです。
前回はパシュファイアーと折り返し手綱を使ってレースに臨みました。メンタル面に関してはパシュファイアーの効果があり、口向きに関しては折り返し手綱の効果があり、それぞれの効果を感じるレースでした。ゲートインするまで落ち着いていけましたし、パシュファイアーの効果は大きかったと思います。
(今回のメンバーに関して)GIなので素晴らしく、強い馬たちがいると思います。前回、同じ舞台で結果を出せたのは大きいです。綺麗なフォームで走る馬なので、良馬場に越したことはないかなと思います。
前回はすごくうまくいった部分はあると思います。全て克服できたかというとそうではないので、改めて集中して乗らないといけないと感じています。
調教ではすごく落ち着いていますが、レースへ行くと真面目すぎるというか、抑えが効かないというか、一気に突っ走ってしまうところがあって、ずっと結果を出せていなかったのではないでしょうか。ですが、前回は多少なりとも結果を出せたので、効果が現れてきているのかなと思います。(自分との勝負か、との質問に)そうですね。
毎年あるGIレースですし、(カレンチャン以来の勝利がかかる)自分の面で意識することはありません。
自分が乗る前からメイケイエールを見て、なかなか難しい馬だと思っていました。自分が乗った時も(外から)見ている時も、他の馬に迷惑を掛ける部分があって、厩舎スタッフや調教師が申し訳無さそうな表情をしていましたし、他の騎手からも『レースに使う馬ではない』と聞いていました。
ただ、いいものを持っている馬なので、なんとか結果を出そう、と考えながらやっているのを乗る前から見ていましたし、(騎乗の)依頼を受けるようになり、より密に試行錯誤しながらレースに臨んでいるのを見て、その思いに応えたいと思っていました。それが前走で少し報われた部分もありましたし、今回は最大目標の高松宮記念でその思いに応えたい、というのが強いと思います。
(乗り難しい馬で結果を出す秘訣を聞かれて)何でしょうか......。長くやっているので、引き出しの部分ではこの馬にはこういうのが合うのかな、というものはありますが、今まで乗せてもらった馬とはまた違う難しさがある馬なので大変だと思います。
ファンの方がすごく多い馬だと思いますし、その思いにも応えたいです。調教師は1つ年下で、ジョッキーとしての後輩です。その調教師、厩舎にGIのタイトルをプレゼントしたい、という思いが強く、その思いに応えたいです」
(取材:山本直)

