3月2日(水)、川崎競馬場(晴・良)で第68回エンプレス杯(JpnII・ダート2100m)が行われ、道中は3番手から4番手のインを進んだJRA所属・1番人気のショウナンナデシコが、直線は逃げるサルサディオーネを最内からとらえ、2着に1馬身2分の1の差をつけて重賞初勝利を挙げた。勝ち時計は2分15秒7。鞍上は吉田隼人騎手。
2着は逃げて粘った大井所属で2番人気のサルサディオーネ。スタートでやや遅れ、一周目の正面直線で好位まで追い上げたJRA所属・3番人気のレーヌブランシュがクビ差の3着。4着はクリノフラッシュ、5着はプリティーチャンス、6着はウェルドーンとJRA勢が続いた。
ショウナンナデシコは、父オルフェーヴル、母ショウナンマオ、母の父ダイワメジャーという血統の5歳牝馬。JRA栗東・須貝尚介厩舎の管理馬。通算成績は19戦6勝。重賞初挑戦だった前走のTCK女王盃(JpnIII)では勝ったテオレーマからクビ差遅れて2着、今回が重賞初勝利となった。
レース後のコメント
1着 ショウナンナデシコ(吉田隼人騎手)
「1番人気だったので勝ててほっとしている気持ちです。二周するコースで、最初にポジションを取ったとき、ちょっと馬が行きたがる部分がありましたが、馬の後ろで我慢することを覚えてくれたので、1ハロン過ぎた後はリズムが取れました。逃げていた馬が強いのはわかっていたので、ぴったりついていこうと思っていました。最後は馬に助けられて、進路をこじ開けてくれました。我慢することを覚えてきて、終いに脚を使うことを覚えてくれています。力をつけてきていて、これからもっといい競馬ができると思いますので、応援してもらえたらと思います」
2着 サルサディオーネ(矢野貴之騎手)
「2100mの距離は微妙に長い感じで、一周目のスタンド前で噛んでしまうところがあります。レースとしては上手く運べましたが、勝った馬は力が一枚上でした。一瞬でサッと抜かれましたから。それでも2着に踏ん張り、よく頑張っていました」
4着 クリノフラッシュ(福永祐一騎手)
「スタートは上手に出て、理想的な競馬でした。距離は少し長いかもしれません。早めに逃げた馬を捕まえたかったのですが、初めての交流重賞ながらやれるところは見せてくれました」
5着 プリティーチャンス(岩田望来騎手)
「いいポジションで競馬は出来ました。小回りコースはあまり良くないようで、走り切っていません。距離はこのくらいが限界のようです」
6着 ウェルドーン(武豊騎手)
「スタートはあまり良くなく、道中は、砂をかぶっても大丈夫でしたが、狭いところでは気を使って走っていました。前走より走りは良かったです。復調途上です」
(取材:小林雅巳)

