2月6日(日)に東京競馬場で行われる東京新聞杯(GIII)に出走予定のプリンスリターン(牡5、栗東・加用正厩舎)について、追い切り後の加用正調教師のコメントは以下の通り。
「(前走は)こちらが描いていたレースよりも、馬群で窮屈なレースになったんですが、初めて乗った横山武史騎手がこの馬の良さを自信を持って引き出してくれて、良い勝ち方をしてくれたと思います。連勝中で馬の状態も良かったですし、3連勝はすべて違うジョッキーです。見た感じでは乗り難しい馬ではないのですが、横山武史騎手は去年も活躍して、大きいレースをたくさん勝っていますし、(ジョッキーが)この馬の良さを引き出したポイントじゃないかな、と思いますね。
2歳時、3歳時はハードに使っていましたが、リフレッシュ放牧へ出して、時間をかけてゆっくり調整したのが良い結果につながったのかなと思っています。
当初の予定は、前走で負けたら中日新聞杯か金杯へ行く予定だったんですが、前走を勝ったことでハンデを背負わされるかなと思ったので、そのあたりを懸念して東京新聞杯に重点を置きました。短期放牧へ出しましたが、早めに帰ってきて、東京新聞杯へ調整してきて、順調に来ています。
先週は長めにビシッと追い切って、今週は輸送も考えて調整程度で、というつもりで、先週は松山騎手に乗ってもらいました。今日は終い重点に調整程度で良いということで、併せた相手が先に行き過ぎたので、全体の時計が遅くなったんですが、雰囲気的には松山くんも良い状態だと言ってくれたので、良い状態で競馬に出走できると感じています。(状態が)更に上昇していれば一番嬉しいんですが、3連勝も思っていなかった活躍なので、今度は重賞で胸を借りるつもりで、この馬の能力を思う存分引き出すレースができれば、結果はついてくるんじゃないかなと思っています。
3連勝もすべて競馬場が違いますし、(コースの)心配はしていないです。前走で勝たせてもらった競馬場で、騎手も同じですから、あとは天に任せるしかありませんね。
ここで良い結果を出してくれれば、その上のレースに挑戦させてやることが出来るので、そのためにも良い競馬が出来たらな、と感じています。
この馬は馬群の心配をしていた点があったんですが、この前のレースで払拭されて、馬も成長してくれているんじゃないかな、と感じています。
3連勝した後の重賞挑戦ということですが、東京競馬場で勝った後、騎手も乗っている騎手ですので、プリンスリターンの能力を思う存分発揮して、良い競馬をしてくれたらと思っています。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)

