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中京11Rの第56回シンザン記念(3歳GIII・芝1600m)は4番人気マテンロウオリオン(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。クビ差の2着に2番人気ソリタリオ、さらに1馬身3/4差の3着に3番人気レッドベルアームが入った。

マテンロウオリオンは栗東・昆貢厩舎の3歳牡馬で、父ダイワメジャー、母パルテノン(母の父キングカメハメハ)。通算成績は3戦2勝。

レース後のコメント
1着 マテンロウオリオン(横山典弘騎手)
「最後はよくしのいでくれました。前走は気持ちもゆっくりしていて、後ろで上手く折り合っていましたが、今日は3回目で返し馬から抑えるのが難しいと思ったので、ギリギリのところで、スタートも良かったので、ギリギリ引っ張り殺さないような一番良い位置で折り合って良かったです。今日のポジションは馬本位です。それこそ落ち着てくれれば、どちらかというと切れ味勝負の馬でしたが、今日はそれどころではなかったですね。まだ3戦目ですからよくあるパターンなのですが、競馬を覚えっちゃって、やる気満々になったというのか、今日は最小限に引っ張り殺さない位置があそこだったということです。今年初勝利が重賞勝ちで、(勝負服が)ピンクの星で良かったです」

2着 ソリタリオ(C.デムーロ騎手)
「スタートがあまり速くなくて中団からになりましたが、最後は良い瞬発力を見せてくれました。今日は勝った馬(の進路)が内が開いて、ラッキーな面がありましたが、この馬も最後までしっかり走ってくれました。今後は1ハロン距離を延ばしても良いのかなというところもあります。素質が高く楽しみな馬です」

3着 レッドベルアーム(川田将雅騎手)
「道中リズム良く、我慢して走ることができ、その分終いもしっかり動けましたし、現状できる競馬はしっかりしてくれました」

4着 ビーアストニッシド(飯田雄三調教師)
「内枠で溜めすぎたというか、手応えはあって余裕がありましたが、リズムを崩したりするところもあったかもしれません。テンションの面では落ち着いていました。(枠が)真ん中より外の方がスムーズに動けたかもしれません」

5着 デルマグレムリン(武豊騎手)
「ゲートは出ましたが、まだ不器用な感じです。ラストはすごく良い脚を見せてくれて、力はありそうです」

7着 ラスール(C.ルメール騎手)
「スタートはあまり良くなかったですね。それで(道中)かかりましたし、その分最後は疲れてしまいました」

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