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中山11Rの第55回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(3歳以上GII・芝3600m)は6番人気ディバインフォース(田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分47秒6(良)。半馬身差の2着に4番人気アイアンバローズ、さらに1馬身半差の3着に5番人気シルヴァーソニックが入った。

ディバインフォースは栗東・寺島良厩舎の5歳牡馬で、父ワークフォース、母ツクバビューティ(母の父ゼンノロブロイ)。通算成績は23戦4勝。

レース後のコメント
1着 ディバインフォース(田辺裕信騎手)
「成績にムラがあって、この距離もやってみないとわからない面がありましたので、直線に向くまでどれだけ脚を余して来られるかと考えていましたが、良い手応えで4コーナーを回って来られましたので、いけるのではないかと思いました。流れが遅い中で、良い感じで前へ進出できました」

(寺島良調教師)
「この馬にしてはポジションを取れて、スローな流れの中で上手くいったんじゃないかと思います。春の天皇賞はキツいローテーションで厳しいレースになりましたが、しっかり休ませて秋は3戦目で結果を出すことができました。今日はスローペースでもリラックスしていました。もともと3歳の時から長い距離が合うと思っていました。この後は休ませて、来年はダイヤモンドステークスあたりからになると思いますが、サウジアラビアのレース(レッドシーターフハンデ)を含めて選択肢が大きく広がりました。来年が楽しみです」

2着 アイアンバローズ(石橋脩騎手)
「馬は良かったです。馬の作りがすごく良かったと思います。スタートして遅いと思ったので、ハナに行きました。自分のタイミングで動けばこの馬の持ち味が生きると思いました。最後も止まってはいませんが、勝ち馬に上手く差されてしまいました。自分でこのレースが良いと言って乗せてもらったので、勝ちたかったです」

3着 シルヴァーソニック(内田博幸騎手)
「外枠が良かったです。良い形で折り合って行けました。早目に少しずつ進出して行きました。まだこれからもう一段階良くなると思います」

4着 トーセンカンビーナ(横山武史騎手)
「課題のゲートさえクリアして出れば、このメンバーなら勝ち負けだと思っていました。ゲートの中では良かったのですが、ゲートが開いた瞬間がダメでした。あの後ろのポジションでは勝ち負けできないと思い、途中で動いて行きました。もったいないレースでしたが、やれることはやり切ったと思います」

5着 ゴースト(鮫島克駿騎手)
「長い距離の適性はあると思っていました。少しでもコースロスをしないように心掛けて、最初のコーナーまでに内のポジションを取れたのは良かったです」

7着 カウディーリョ(大野拓弥騎手)
「最初にリズムが悪くなり、勝負どころでは気の悪さを出して、つっぱって走ってしまいました」

8着 ヴァルコス(三浦皇成騎手)
「馬のバランスは良くなっていました。勝ち馬と一緒に動いて行きたかったのですが、動き切れませんでした。最後は流れ込む形になりました。次は良くなると思います」

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