6日(日)に東京競馬場で行われる第71回安田記念(GI・芝1600m)に出走予定のシュネルマイスター(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。
「(今朝の追い切りは)NHKマイルカップから中3週という事で、もうできているので、中身というよりは精神状態と息遣いをしっかり作るようなイメージで、全体の時計よりは気持ちを重視して追い切りました。動きはとても良かったと思います。
前走は2000mを使った後の1600mで、中山から東京に変わるという面もあったので、色々な条件が変わった中での厳しい戦いでした。その中で勝ち切ってくれたのはこの馬にとっても良かったですし、今後に向けて期待できる内容だったと思います。
この中間は1週間くらい牧場へ出していてすぐに戻って来て、馬は元気一杯でした。NHKマイルカップの後も思った以上に疲れが無かったので、ダメージがなくて良かったなと思っていました。それは牧場に戻ってからも同じだったようで、それなら安田記念に向かおうと思ったんです。帰って来てからも元気一杯でしっかり乗り込めたと思います。
2歳で入厩してきた頃は馬体もそれほど大きくなくて、節々が弱くて、走るけれど全体的に弱いという印象がありました。それは根本的には変わっていないんですが、一戦一戦逞しさは出てきたなという印象があります。
(今年のメンバーは)やりがいがある、という訳ではないのですが高い壁かなと......。それはしょうがないですね。今年はおかげさまでGIシリーズで良い結果を収めさせて頂いていますし、厩舎の雰囲気もとても良い感じで来ているので、その勢いに乗ってシュネルマイスターが走ってくれれば良いなと思っています。
今回は今までのメンバーとは違うというのは重々承知しているので、これからの彼が素晴らしいサラブレッドとして育っていく過程で、そのステップとして良い経験が積めれば良いなと思います。3歳で安田記念に挑むというのは過去に勝った馬もいますが、なかなか厳しい戦いになる事も多いですからね。でもこの馬が持っているポテンシャル、というのはいずれこのメンバーの中に入っても中心になれる器だと思います。今回はその域に達しているかはやってみないと分かりませんが、斤量差を生かして頑張りたいと思います」
(取材:大関隼)

