今月22日(日)中山競馬場で行われる第58回有馬記念(GⅠ)に登録をしているナカヤマナイト(牡5 美浦・二ノ宮敬宇厩舎)について、追い切り後の二ノ宮敬宇調教師と騎乗予定の柴田善臣騎手のコメントは以下の通り。
・二ノ宮敬宇調教師
(最終追い切りについて)
「前に、走る馬と走らない馬を用意しておいたのですが、後ろから追いかけて、馬なりですーっと行って下さいということを指示しました。予定通りの調教だったと思います。重心がだんだん低くなっているような走りで、すごく調子が良さそうだなという感じを受けました。今日も、トモの力を前の方に伝えるという感じで、大きく前の脚も出ていました。しっかり首も使えている感じで、非常に良い動きだと思います。夏に休んでからこれで3戦目ですが、着実に良くなっているかと思います。使った後の回復が早いので、予定通りの調教ができて、非常に助かっています。」
(馬体や精神面で変わった所は?)
「若い頃より張りが出てきました。今の年齢で、完成の域に達してきたなという気がします。」
(この馬の良い所は?)
「ステイゴールドの子供は何頭かやらせてもらったのですが、なかなか捉えにくい性格で、レースに行って走ったり走らなかったりする馬が出てくるみたいです。しかし、ナカヤマナイトは調教でも実践でも一生懸命走ってくれます。たまたま着順が5着や6着だったりするだけで、本当に一生懸命走ってくれる馬だなと思っています。結局、性格が良い方向にいったのだと思います。」
(前走ジャパンカップでの0秒4差について)
「オープンになると、ほんのちょっとの差が着順に大きく影響するということでしょうね。」
(中山の2500mについて)
「東京でも勝っていますが、結果的には、中山の方が自由に走っている感じを受ける時はあります。東京だと、ちょこちょこ走っているような歩様が見られますが、中山だと、周りの関係かもしれないですが、右回りの方がスムーズかなという感じは受けます。去年も出させてもらいましたが、より一層良い成績で、また馬の具合も良いようなので、少し期待しています。」
・柴田善臣騎手
(最終追い切りについて)
「2頭併せだったのですが、その前に新馬戦に出る2頭が先に行くので、もし追いついたらという感じでした。最後まで気持ち良く走っていました。良い時の動きだと思います。悪い時は、抜け出しにかかろうとすると馬も嫌なそぶりを見せるのですが、今日はもう抜け出してからも前向きさが出ていました。ここ何戦は本当に気分良く走っていますよ。また今回は、前回より体も動きもシャープさがプラスされたような感じがしました。」
(春と比べて成長は感じるか?)
「力強さもプラスされていますし、やはり体調面が良いせいか、気分的なものも前向きです。今走ることが楽しいみたいで、気分良く走っています。途中、気分を損ねたレースも何戦かありましたが、今はもう素直というか、体調面も精神面も良い感じです。」
(前走のジャパンカップについて)
「"たら""れば"でしょうけど、1コーナーでちょっと不利を受けて、そこで力んでしまったのがコンマ何秒の差に出ていると思うのです。あそこを上手く乗り切っていれば、もう少し際どいレースができたのではないかと自分では分析しています。ほんのちょっとした展開のアヤとか流れで、あのクラスのレースというのは微妙に差が出てしまいます。」
(得意な中山コースに関して)
「僕が跨ってからは、東京や中山はあまり変わらないように思えるのですが、輸送や入る馬房や環境で馬としては何かあるのではないでしょうか。レースに行くまでの間もそうでしょうが、やはり自分の好きな場所というのがあるのでしょう。芝の状態、高速馬場、今の中山のように時計のかかる馬場、いろいろなケースがあると思いますが、今の中山はその点、この馬にプラスに出るような馬場になっていますよね。」
(中山の2500mについて)
「去年も走りましたし、今年はもう少し頑張れるのではないかと思っています。ここで休み明け3戦目、ちょうど良い感じにきています。体調面、精神面、動きなどもそうですし、今までで最高だと思います。馬と上手く会話をして、良い成績を残したいです。頑張ります。」
(取材:米田元気)

