17日(日)に京都競馬場で行われる第30回マイルチャンピオンシップ(GI・芝1600m)に出走するトーセンラー(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●トーセンラーについて藤原英昭調教師
「(京都大賞典を振り返って)得意の京都でのレースでしたし、順調に仕上げてきていました。ゴールドシップに勝たなくてはいけないということでちょっと展開的には狂いましたが、馬自身はしっかり走ってくれました。
マイルという選択肢は、馬がしっかりした時点で常にありました。馬が成長段階で、緩い時にはちょっと長い距離に使っていましたが、最大の理由は京都の外回りで坂を利用して走れるというイメージが常にあった所ですね。そこで該当するレースは何か、ということで頭の中には(選択肢に)ありました。きれいな走りをしますし、きさらぎ賞をデムーロ騎手で勝った時があまりにいいイメージだったので、坂の下りを利用してスピードに乗って抜け出すという形が非常にこの馬には合っていますから。
この中間はマイル戦に使うということで、それに対応するスピードや終いにいかに脚をタメるか、ということを考えてそういう(坂路での)訓練も必要かなと思って取り入れてきました。
今週は武豊騎手に乗って貰って、馬の軽さやスピード、反応を見てもらいました。雨で馬場が重かったんですが、良い動きでジョッキーのコメント通りのイメージでした。先週しっかりやったので今週は負荷をかけず、スピード感覚を重視しましたが良い動きでしたね。1600mでいかにこの馬の能力を引き出すかを考えてやってきましたし、あとは良馬場でやりたいですね。
強い相手と戦ってきましたし、マイル戦に対応するための訓練をしてきました。挑戦する価値はあると思ってスタッフ一同でやってきましたから、頑張りたいですね」
●トーセンラーについて武豊騎手
「宝塚記念以来久々に乗りましたが、今朝の調教の動きは非常に良かったですね。タイムは細かい指示はなく、しっかり馬を動かしてという指示だったのですが、ラストはしっかり馬が動けていましたし、良い動きだったと思います。初のマイル戦でも、厩舎サイドがそういう仕上げをしてくれたということが伝わりました。
マイル戦に関してはやってみないと分かりませんが、こなしてくれるのではと思います。そうでなかったらこのレースには出ないと思いますし、僕自身の感触と、調教師の感覚が一致する面もあったので、トライしてみようということになったのですが。京都は1800mで勝っていますし、京都のマイルならそんなに気になることはないと思います。
レースのイメージは色々ありますが、今までのような得意なレースが1600mでも出来ればと思います。特別乗り難しい馬ではないですから、色々と対応もしやすいでしょう。
馬にとっては初の距離ですが、むしろ楽しみかなと僕自身は思っています。実力のある馬ですから、力を出せれば十分チャンスはあるはずです。頑張ります」
(共同会見より~取材:大関隼)

