27日(日)に東京競馬場で行われる第148回天皇賞(GI・芝2000m)に出走するエイシンフラッシュ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●エイシンフラッシュについて藤原英昭調教師
「去年は本当に鮮やかに勝ってくれましたし、デムーロ騎手とエイシンフラッシュが脚光を浴びたのが昨日のことのようですね。年齢を重ねてもあれだけのパフォーマンスを見せてくれて頭が下がりますし、改めてこの馬は凄いと感じました。
連覇を狙いたいということで、去年から毎日王冠を使って天皇賞へ、ということは考えていましたし、ここまで順調に来ていると思います。ずっと高いレベルでいてくれますが、さすがに年齢を重ねるにつれて競馬場に行っても、その前でも精神的に落ち着きが出て来た、というのが長く見てきて一番肌で感じますね。
毎日王冠は疲労の残らない競馬でしたし、回復も早かったので調整はしやすかったです。去年は1800mの流れを経験させたかったですし、今年もそうでしたが、スピードに慣らして次の2000mでいいパフォーマンスを、という考えがありました。やはり勝つことが次へ向けて一番良いステップなのは確かですし、馬も、スタッフも楽に仕上げられたという感じはあります。
先週もデムーロ騎手に調教で乗って貰って状態を確かめて貰いましたが、去年と変わりなくいい状態を確認してくれました。今週はレースに向けてどう馬を仕上げていくか、という指示で最終追い切りをしましたが、良かったと思います。
どのレースを使うにあたっても、高いレベルで安定して力を発揮してくれる馬ですから。去年と遜色ない状態ですがスタッフの気持ち、ジョッキーの気持ちは去年勝っていることでリラックスしていますし、そこはアドバンテージが取れそうです。
(―東京も得意としていますが)展開面はあるにしても、走りやすいのでしょう。ただ、雨は懸念しています。何とか台風がそれてくれて、良い馬場状態でやりたいですね。去年印象的なレースをしてくれましたし、今年もそういうレースが出来るように仕上げていきたいと思います」
●エイシンフラッシュについてミルコ・デムーロ騎手
「去年の天皇賞は沢山のファンと、両陛下の前で素晴らしい勝利を飾ることが出来て、自分にとっても素晴らしい勝利でした。
(前走の)毎日王冠は社台ファームで見ていました。乗り難しい馬ですが、福永騎手が素晴らしいレースをしてくれましたね。先週の追い切りは馬なりでしたがとても良い状態でしたし、今週も併せ馬で反応も良く、馬が何をすべきか分かっていてとても良い追い切りができたと思います。去年と比べると、馬が落ち着いてきたように思います。以前はレースでテンションが高かったりしたのですが、落ち着きが出てきました。
この馬は重い馬場は問題ないと思いますが、そうなったら武豊騎手の馬(トウケイヘイロー)がライバルになるでしょう。ジェンティルドンナもスーパーホース、素晴らしい馬です。しかし間隔が空いていますし、そこがどうなのかとは思っています。(JRAのGI10勝目へあと1つですが)今回も全力で頑張ります」
(共同会見より~取材:大関隼)

