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 20日(日)京都競馬場で行われる第74回菊花賞(GI)に登録をしているユールシンギング(牡3 美浦・勢司和浩厩舎)について、追い切り後の勢司和浩調教師と北村宏司騎手のコメントは以下の通り。

・勢司和浩調教師
(未勝利を勝ちあがるまでのこの馬について)
「また、いつも子供子供しているのですが、その時はまだ成長途上という感じで、あまり調教でも攻め過ぎない所があって、競馬を使いながら徐々に育てようと決めていました。そういった意味では、春先から今まで順調に成長してくれているのではないかと思っています。もともと未勝利のレースで勝てたレースもあったのではないかと思うのです。しかしアクシデントがあったことで、勝つレースが延び延びになってしまいました。勝つ能力はあったけれど、たまたま数戦要したというところがあったのかなと思います。」

(前走のセントライト記念を振り返って)
「僕自身は別に権利を獲ったとか、そういったことよりも、むしろ前走の競馬でこの馬の成長力を少しずつ感じました。普通では届かない所から差し切ってくれたので、そういった意味では、成長を少し感じたレースだったと思います。(牡馬で初めて重賞を制して)それはちょっと嬉しいです。牝馬しか走らないとか言われたこともありますので、あの馬のおかげで男馬でも重賞を獲れたというのは、ただただ嬉しいです。」

(今日の調教について)
「時計的には予定通りで、競馬も使っている馬ですし、あまり速いところはやりません。今日の目的は、北村騎手の指示をきちんと聞いて走ることだったので、そういった面ではクリアできたのではないかと思っています。水曜日に追い切る予定でしたが、月曜日休ませて、火曜日も乗ってますし、予定としては全く問題ありません。追い切り等も含めて、調教にはたびたび北村騎手には乗ってもらっているのですが、その度に人と馬の信頼関係も築いてきました。菊花賞は長丁場ですから、ジョッキーの指示に従ってくれないようでは、最後の直線でどうしてもエネルギーが出せないですし、そういった意味では、良い形で菊花賞を迎えられるのではないかと思っています。」

(北村騎手との相性は?)
「今、ジョッキーの中で北村騎手ほど馬のことを考えてくれる人もなかなかいないので、ユールシンギングには合っているのはないかと思います。」

(京都3000mの舞台については?)
「血統的な面も含めて、僕は問題ないと思っています。条件は他の馬も一緒ですからね。特にうちの馬が、馬場が悪かったらダメとか、良い馬場だったらどうかというのはないと思うのです。新潟でも悪い馬場を経験していますし、ものすごくエネルギーの強い馬なので、どんな馬場でも今の時点では対応できるのかなと思っています。うちの馬はまだ挑戦者の立場ですから、気負わないであの馬らしさを出してくれたらそれで十分です。ただ、もっともっと成長して良くなる馬なので、古馬になったら、あの馬の本当の力が見せられるのではないでしょうか。」


・北村宏司騎手
(前走のセントライト記念を振り返って)
「500万下条件を勝ったばかりだったので、どのくらいやれるかなという気持ちで臨んだのですが、こちらが思っている以上に、いろんな面でこなしてくれて、頑張ってくれました。すごく乗りやすい馬で、良い時に乗せてもらったなと思います。」

(この馬の良さは?)
「普段も乗りやすいですし、競馬も素直に走ってくれますね。コントロールの良いところがこの馬の持ち味ではないでしょうか。」

(成長している点は?)
「追ってからだんだんもたれることなく、良いストライドを出せるようになってきたのは良かったです。」

(菊花賞に向けて)
「大きな馬なので、馬のリズムを崩さないようにしてきました。そのようなイメージで臨みたいです。折り合いも良いですし、血統的にも距離はもつのかなと思います。相手に合わせるよりは、自分のリズムを大事にしていきたいです。ぜひ勝ちたいレースですし、未勝利の時からずっとコンビを組ませてもらっています。だんだん成長してくれているので、楽しみにしています。」

(取材:米田元気・小塚歩)

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