11月13日(日)に京都競馬場で行われる第41回エリザベス女王杯(GI)に登録をしているミッキークイーン(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の池江泰寿調教師と鞍上予定の浜中俊騎手のコメントは以下の通り。
・池江泰寿調教師
(京都大賞典を回避した原因は?)
「球節を捻挫しましたので、大事を取ってぶっつけ本番という選択肢を取りました。
とても間に合いませんでした。女王杯なら乗り込む時間がもう少しあるので、無理に京都大賞典を使って再発するよりはじっくり乗り込もうと思っていました」
(先週、今週と52秒0で坂路を上がった追い切りを振り返って)
「先週はまだもっさりという感じでしたが、今週の方がシャープに動きました。
一回使って良くなるタイプなので、その辺は何とも言えませんが、休み明けとしては仕上がったと思います」
(休み明けについては?)
「どうしても休み明けはレース感覚が鈍って、ゲートを出遅れたり、勝負どころで反応が遅く行き脚がつかなかったりします。小柄な馬なのですが、叩き良化型の部分もあります。しかし、休み明けとしての態勢は整ったと思います。
脚元保護のために坂路で調教をしていますし、スタッフもケアしてくれています。何とか保っているのですが、牧場のスタッフも厩舎のスタッフもよくここまでケアしてくれたと感謝しています。
(体重は)若干増えていますし、背丈も高くなっています。数字は関係ないと思います」
(今回のレースに向けて)
「注目を集められるような馬なので、ファンの人たちの期待に応えられれば良いなと思っています。
マイルが駄目とは決して思わないので、春はマイル2戦使いましたが、悪くない競馬をしていました。ヴィクトリアマイルは勝った馬が強かったですし、それでも2着に来ていましたので、マイルが駄目だという印象はないです。
もちろん今回の方が良いとは思います。適性としては中距離だと思います。
緩い馬場は結構こなしますので、馬場状態はあまり気にしていません。特に注文はないと思います。
枠順という意味では偶数が良いの方が良いですね。(休み明け)初戦は出遅れますのでね。
前哨戦を使えなかった誤算はありますが、休み明けとしての態勢は十分整ったと思うので、去年のローズステークスや今年の春の阪神牝馬ステークスと同じぐらいの出来には持って来られたと思っています。後は暖かく見守っていただければと思っています」
・浜中俊騎手
(先週、今週と坂路を52秒0で上がった追い切りを振り返って)
「良い動きでした。先週の1週前追い切りはまだ休み明けという感じでした。今週の動きは良かったです。
馬は今日の方が気持ちが入って、走りにも集中できたと思います。
元々が競馬を使った方が良くなるタイプなのですが、いつもの休み明けと遜色ない仕上がりで競馬に臨めると思います。
ジャパンC以外は2着以内に来ていますが、休み明けでもいつも十分走ってくれる馬です。」
(春の戦いぶりを振り返って)
「自分は怪我があったり、ミッキークイーンもGIで2着と惜しい競馬でしたので、秋に向けて良い結果を一緒にまた得られるように頑張りたいです」
(京都大賞典を回避したことについては?)
「回避ということを聞きましたが、大きな怪我ではなく、大事を取って回避したということでした。こうして無事に戻ってきてくれたので、ホッとしました。」
(今回のレースに向けて)
「外回りの方がこの馬には間違いなく合うと思います。
非常に優秀な馬ですので、そういう馬に乗っているということは私自身も嬉しいです。今年怪我をしてから復帰するにあたっての、一つの大きなモチベーションになっていたのもミッキークイーンでした。またこの馬と一緒にタイトルを獲りたいという気持ちは非常に強いものがあります。
本当に乗りやすいです。乗り手に従順な馬ですので、非常に賢い馬です。
(不安点を)強いて言うならばスタートですかね。元々そんなにゲートが上手ではないのですが、休み明けということもあって、久し振りのゲートを上手に、他馬と一緒ぐらいには出れれば良いなと思っています。
やはりGIですので、牝馬同士といえども、強い馬がいます。ただミッキークイーンは牝馬同士では力が上だと思っていますので、今回も良いレースをしてくれるでしょう。
やはりマリアライトが実績では一番上だと思います。宝塚記念を勝って、去年のエリザベス女王杯も勝っている馬ですので、やはり一番意識している馬なのは間違いありません。一緒に走ったことがないですから、未知の部分もあります。それよりもミッキークイーンの方がマリアライトを上回ってくれるという期待の方が私は大きいです。
レースはスタートしてみないと分かりませんが、とにかくミッキークイーンがリズム良く競馬をしてあげられればと思います。力を引き出せる乗り方をしたいです。
これだけの素晴らしい馬は自分にとってはいませんので、もっともっとタイトルを獲りたいと思っています。期待しています」
(取材:米田元気)

