アルゼンチン共和国杯に3頭を登録してきた友道厩舎。その中からこの春は王道のGI路線を歩んだシュヴァルグランについての友道康夫調教師のコメントは以下のとおり。
◎宝塚記念は当日雨が降ったこともあって馬場状態が合わなかったのと、展開も向かなかったのかなと思います。宝塚記念の前には3回レースで頑張っていましたから、その疲れもあったのかもしれませんね。
◎宝塚記念の後は疲れもありましたから北海道のノーザンファームで疲れを癒しながら調教も積んでもらって、ひと月ぐらい前に戻ってきました。今回の休養明けがいままでで一番具合がいい感じで帰ってきましたので、そこから本当に順調にここまでこれました。
◎この馬は全く調教では動かない馬ですから毎週2頭併せての調教でも全く動きは目立ちません。ただ、この馬なりには動いていると思います。
◎今朝は福永騎手に乗ってもらってウッドチップコースで「しっかり追ってください」ということでやってもらったのですが、福永騎手は「相変わらず動きませんね」と言って戻ってきました(笑)。ただタイム的には動いていますし、息の入りもよかったようですから、ここまではうまく仕上がったと思います。
◎下見所(パドック)でもあまり気合を見せない馬なのですが競馬に行くと本当に真面目に走ってくれますから、だから長距離のレースに向いているのだと思います。レース以外ではこれがオープン馬だと思わせるところのない馬ですね。
◎東京コースは初めてですが、大きな馬で一歩一歩が大きい馬ですから東京の広いコースは合っていると思います。左回りは栗東でも調教で経験できていますから問題ないと思います。58キロの斤量は今までも経験していますが、(より軽い斤量の)相手がいますから、そのへんのハンデがどうなのかが一番の心配ですね。
◎去年の今頃から成績が安定してきたのですが、体の幅が出てきてその延長線上で成長が続いている感じはします。今回はこの先2戦を考えていますから疲れを残さずにレースをして欲しいですね。妹のヴィブロスが先にGIのタイトルを取りましたが、この秋予定しているジャパンカップ、有馬記念でこの馬も何とかGIのタイトルを取って欲しいと思っています。
(取材:佐藤泉)

